東京・足立区立中学校で結核の2次感染!結核は過去の病気ではない!結核とはどんな病気?予防方法とは?




東京・足立区立中学校で11人が結核の2次感染(2024年9月13日、日テレニュース)によれば、東京都足立区の区立中学校に通う生徒が熱やせきなどの症状で病院を受診したところ、感染性結核とと診断されたため、保健所が接触者と判断された111人の健診を行ったところ、発病していない感染者9人、発病者2人の計11人の二次感染者が確認されたということです。

結核といえば過去の病気というイメージがありましたが、東京都医療保険局によれば、日本は他の先進国と比較して結核の発生が多い国であり、都内では2020年に1,589人が新たに結核と診断されているそうです。

■結核とは?

東京都医療保険局によれば、結核とは、結核を発病している人が咳やくしゃみをした時に、結核菌を含んだ飛沫が周囲に飛び散り、水分が蒸発した状態で空気中に漂って、それを吸い込むこと(飛沫核感染=空気感染)によって感染します。

結核の症状は発熱や咳、痰、食欲低下や微熱、息苦しさや胸の痛みです。

■結核を予防する方法

東京都感染症情報センターによれば、予防接種・咳エチケット・定期健診の3つが結核予防の方法です。