酒に発がんリスク明記を 適量基準見直しも勧告―米当局(2024年1月4日、時事通信)によれば、米・保健福祉省(HHS)のマーシー医務総監は「国民の大多数は(アルコール摂取の)リスクを認識していない」として、アルコール飲料のラベルにがんの発症リスクが高まるとする警告を表示するよう勧告し、また、1日の適量に関する現行基準も見直すよう求めました。
飲酒はがんの原因なのか?|肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんのリスクが高くなるで紹介した最近の国際的な評価では、アルコールが直接触れる消化管(口腔・咽頭・喉頭・食道)、アルコールを代謝する肝臓、そして女性ホルモンの影響が大きい乳房のがん、大腸がんのリスクが確実に高くなるとされています。
また、日本におけるアルコールによるがんのリスクは、2008年7月現在、肝臓、食道、大腸については「確実」と判定されています。
アルコールのがんのリスクに対する国際的な評価と日本の評価では分かれる点もあるようですが、肝臓、食道、大腸については共通した意見のようです。
がん最新ニュースまとめによれば、大量飲酒は肝臓がん・大腸がん・食道がん・乳癌(閉経後)・口腔がんなどのガンのリスクを上げる条件となっています。
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