あの、体調不良で初めて仕事を欠席した裏側を語る「(担当医から)初めてそういう話をされて…結構びっくりして」(2025年7月28日、ザテレビジョン)によれば、あのさんは「ちょっと前から呼吸したら胸の辺りが痛くて、というか苦しくて。寝ても立ってても息を吸ったらめっちゃ痛いみたいな。で、ものを食べても胸辺りが痛いみたいな」「睡眠も正直、全然なかったから、睡眠をとりましょうと言うことで、ラジオを休むことになりました」と告白し、担当医から仕事をセーブすることを薦められたそうです。
あのさんの体調不良の症状や原因はわかっていませんが、「睡眠」にターゲットを絞って考えてみたいと思います。
■潜在的睡眠負債を解消すると内分泌機能改善につながる
「#睡眠負債(Sleep Debt)」|わずかな睡眠不足の影響が脳のパフォーマンスの低下・病気のリスクを高める|#NHKスペシャル

参考画像:『潜在的睡眠不足』の解消が内分泌機能改善につながることを明らかに(2016/10/26、国立精神・神経医療研究センター)|スクリーンショット
『潜在的睡眠不足』の解消が内分泌機能改善につながることを明らかに
(2016/10/26、国立精神・神経医療研究センター)
1. 健康成人の必要睡眠時間を精密に測定した結果、平均約1時間の自覚していない睡眠不足(潜在的睡眠不足)が存在することが明らかになりました。
2. 潜在的睡眠不足の解消により、眠気のみならず、糖代謝、細胞代謝、ストレス応答などに関わる内分泌機能の改善が認められました。
国立精神・神経医療研究センターによれば、現代人は平均約1時間の自覚していない睡眠不足(潜在的睡眠負債)があり、潜在的睡眠不足(potential sleep debt)が解消すると、眠気の解消、空腹時血糖値の低下、基礎インシュリン分泌能の増大、甲状腺刺激ホルモンや遊離サイロキシン濃度の上昇、副腎皮質刺激ホルモンやコルチゾール濃度の低下など、糖代謝、細胞代謝、ストレス応答などに関わる内分泌機能が改善するということがわかったそうです。
あのさんの場合は人気になってから5年間ほとんど休むことなく働き続けたことで、潜在的睡眠負債があると考えられるのではないでしょうか?
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