by Brian Snelson(画像:Creative Commons)
男性Y染色体は不滅? =遺伝子減少に歯止めか―サルと比較し解明・米研究所
(2012/2/23、時事通信)
男性であることを決めるY染色体は小さくなり続け、将来は遺伝子がなくなってしまうとの学説があるが、ヒトがアカゲザルとの共通祖先から分かれた約2500万年前以降は古来からの遺伝子で機能を失ったものは1個しかなく、安定している可能性があることが分かった。
米ホワイトヘッド生物医学研究所などの研究チームが22日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
「およそ1000年後にはY染色体が跡形も消えてしまうおそれがある」(性の未来)(ネイチャー、2000年)(オーストラリア国立大学 ジェニファー・グレーブス)
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(2017/2/23 11:27時点)「だから、男と女はすれ違う」より
という説を紹介しましたが、米ホワイトヘッド生物医学研究所などの研究チームによれば、男性であることを決めるY染色体は安定しているようです。