> 健康・美容チェック > 目の病気 > 緑内障 > フィリングイン機能(視野を補う)により、緑内障になっても気づきづらい|みんなの家庭の医学
by Steffen Zahn(画像:Creative Commons)
2012年2月28日放送の「たけしのみんなの家庭の医学」では、衰えやすい4大機能を徹底検査 家庭でできる!身体年齢チェックSPがテーマで、緑内障を取り上げていました。
監修:近畿大学医学部 眼科学教室 松本長太 教授
■フィリングインとは
人間は、片方の目に見えない所があっても、もう片方の目で補っており、両目でも視野が欠けているところがある場合、周りの風景から情報を作り出し、あたかも見えているように補正する機能を持っています。それが、フィリングインという機能なのだそうです。
しかし、この機能があるために、ある病気の発見を送らせてしまうことがあるそうです。
■緑内障とは
人の目は、目から入った情報を網膜で感知し、視神経を介して脳に信号を送り、見たものを認識しています。
緑内障は、その視神経が急速に破壊され、信号が送りづらくなる目の病気です。
推定患者数400万人。40歳以上の20人に1人、70歳以上の10人に1人が発症しているといわれています。
緑内障は、先ほど紹介した人間にフィリングイン機能があることにより、視野を補ってしまうため、失明寸前まで視野の欠損に気づきづらいのです。
そのため、できれば定期的に眼科で検査を受けたり、また家庭の中でも、片目ずつで見て同じように見えるかどうかをチェックしてみてください。
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公開日時: 2012年2月29日 @ 01:06