<発毛>幹細胞移植で何度でも生える…マウスで実験成功
(2012/4/18、毎日新聞)
毛を生みだす器官の幹細胞を培養して皮膚に移植し、同じ太さや硬さの毛を何度も生え変わらせることに、東京理科大などのチームがマウスの実験で成功した。18日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に発表した。
東京理科大などのチームによれば、毛を生みだす器官の幹細胞を培養して皮膚に移植し、同じ太さや硬さの毛を何度も生え変わらせることに成功したそうです。
以前取り上げた記事によれば、体質的な薄毛は、毛髪の元になる細胞が足りなくなったことが原因ではなく、その細胞が次の段階に進めないことが原因でしたので、この細胞変化を促す薬が開発できれば、薄毛の新たな治療法になる可能性があるということでした。
薄毛の治療法にもいろんなアプローチの仕方が考えられるものですね。
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体質的な薄毛は、毛髪の元になる細胞が足りなくなったことが原因ではなく、その細胞が次の段階に進めないことが原因なのだそうです。
■薄毛・抜け毛の原因
- 加齢
- ストレスによるホルモンバランスの崩れ
- ミネラルが不足するなど偏った食生活を続けていること
- ヘアケア剤によって頭皮に負担がかかる
薄毛を防ぐ方法・正しい髪の洗い方(永本玲英子)|どや顔サミット 9月30日
しっかり休むことやミネラル豊富な食事をとること、正しいシャンプーをすることなど内側・外側からのケアが大事なようです。
唾液に含まれる成分である「シアル酸」に育毛効果があることが分かったそうです。 また、美肌効果もあることから、育毛剤や美容液などの開発が期待できそうです。