by Brandon Koger(画像:Creative Commons)
■オリンピック選手も要注意!?アスリートの3人に1人がかかる病気とは?
オリンピック選手も要注意!? 「トップアスリート3人に1人がかかる病気」は意外なアレ!
(2012/7/23、美レンジャー)
『日本オリンピック委員会』が行った調査によると、国際大会期間中にアスリートがかかる病気のうち、かぜ症候群が全体の35.2%を占め、国際大会期間中にアスリートの3人にひとりは風邪で体調を崩していることがわかりました。
アスリートといえば、健康とか病気に強いイメージがありますが、日本オリンピック委員会の調査によれば、実はアスリートの3人に1人は風邪をひいて体調を崩しているそうです。
早稲田大学スポーツ科学学術院教授の赤間高雄先生によると、「確かに、アスリートは体力がありますが、それはパフォーマンスに影響する“行動体力”であり、病気と戦う“防衛体力”(=免疫力)は一般の人と同じか、それ以上に低くなっている場合もある」というのです。
アスリートが行うトレーニングのように強度な運動を行う場合、一時的に免疫力が低下し、また、強度な運動を継続すると、免疫力は徐々に低下していくこともわかっているそうです。
アスリートは強度な運動を継続することにより、免疫力は一般人と同じかそれ以上に低くなっている場合もあるそうです。
また、記事の中では、ドーピングのことについても書かれていますが、病気になったからといって簡単に薬で治そうということもできないんですね。
例えば、ドーピングに関する禁止表国際基準が変更 アスリートは「南天」を含む漢方薬、のど飴、市販薬、サプリに注意によれば、2017年1月1日以降「ヒゲナミン」が禁止物質として明示されたため、この成分を含む生薬「南天」を用いた「のど飴」は使用を避ける必要があるそうです。
また、スポーツに適したコンタクトレンズがある!?|アスリートは目薬もドーピングの対象になることがある!によれば、アスリートは目薬もドーピング対象になったりすることがあるそうで、眼科で処方された目薬であっても使用できない目薬があるそうです。
このようにアスリートは強度なトレーニングを行うことで免疫力が低下しやすく、また、病気になった際にドーピングになることがあることから簡単に薬で治療をすることもできないのです。
ぜひベストのパフォーマンスが出せるように体調管理には十分注意していただきたいものです。