精子育てる細胞作製=「セルトリ細胞」マウスで―男性不妊症治療に貢献・米研究所
(2012/9/7、時事通信)
精巣で精子を育てる役割を担う「セルトリ細胞」を、体細胞に5種類の遺伝子を入れる方法で作り出すことにマウスで成功したと、米ホワイトヘッド生物医学研究所の研究チームが7日付の米科学誌セル・ステムセルに発表した。
米ホワイトヘッド生物医学研究所の研究チームによれば、精巣で精子を育てる役割を担う「セルトリ細胞」を、体細胞に5種類の遺伝子を入れる方法で作り出すことにマウスで成功したそうです。
今回の研究が進めば、精子形成がうまくいかない男性不妊症の治療ができるようになるかもしれないそうです。
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