体内で溶けてなくなる女性用コンドームが開発された件←HIVや性病も100%防げるようになるらしいゾ
(2012/12/12、IRORIO)
米ワシントン大学の研究員らが、望まない妊娠やHIVなどの感染症から身を守ってくれる、体内で溶けてなくなる女性用コンドームを開発した。
同コンドームは、薬を編みこんだ超極薄のマイクロファイバーでできており、物理的に精子の進入をブロックするのはもちろんのこと、時間が経つと抗HIV薬と経口避妊薬がリリースされ、STDの感染や妊娠を完全に防止してくれるという。なお、このコンドームは性行為の後数分から数日で完全に溶けてなくなるそうだ。
今回紹介した記事によれば、ワシントン大学の研究員が開発した女性用コンドームの特徴は、次のとおりです。
- 薬を編みこんだ超極薄のマイクロファイバーでできており、物理的に精子の進入をブロックする
- 時間が経つと抗HIV薬と経口避妊薬がリリースされ、STDの感染や妊娠を完全に防止
- 性行為の後数分から数日で完全に溶けてなくなる
スウェーデンの女子大生のセックスパートナーの数が10年前に比べ2倍に増加。性感染症患者も比例して上昇。でも紹介しましたが、性感染症を防ぐために、若い女性はセックスの際はパートナーに対し、コンドームの使用を要求するべきだという取り組みがなされているはずなのですが、実際には、性感染症は増えているようです。
実際、世界のエイズ感染3400万人となっています。
「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」には、より効果的に性感染症を防ぐためには、どうしたらよいかということも書かれています。
セーフセックスのキャンペーンを展開する場合、コミュニティの全メンバーに平等にメッセージを送るよりも、性行動の活発なメンバー(ネットワークの中核部、すなわちハブ)に直接伝えれば最も効果があがるという結論も得られた。
人々がリスクにさらされるかどうかは、その人がどんな人であるかより、誰と知り合いであるかで決まるのだ。
ネットワークの全体図を描き、社会的ネットワークのハブを見つけ出し、そのハブであるメンバーに対して、メッセージを伝えるというのが最も効果的なのだそうです。
つまり、今回の記事で紹介した女性用コンドームをハブのメンバーに使ってもらうことが最も効果的といえるのではないでしょうか。
【関連記事】