by Rafael J M Souza(画像:Creative Commons)
(2013/1/21、WIRED)
被験者が記憶していた確率は、Facebookへの投稿のほうが書籍からの抜粋に比べて1.5倍高かった。さらに、同様の実験を書籍の文章でなく人の顔で行ったところ、記憶に残っていた確率は、Facebook投稿のほうが人の顔に比べて2.5倍高かった。
英ウォーリック大学のローラ・ミキズ率いる研究チームの実験によれば、SNSに書き込まれる文章の方が、書籍の文章に比べて、記憶が残っている確率が高かったそうです。
その理由としては、
手軽に手早く書かれた言葉は、記憶するのも簡単だ。くだけていて編集されていないもののほうが、より『頭に入りやすい』。
と考えられるそうです。
日頃から自分たちが使っている言葉のほうが記憶しやすいというのはわかる気がします。
人に何かを訴えかけたい場合(記憶に残してほしい場合)は、そのことを意識する必要がありそうです。
P.S.
ただ、ボキャブラリーが貧困であれば、それらの言葉はあまりにも単純なものになってしまいがちではないでしょうか。
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