by Guian Bolisay(画像:Creative Commons)
【デザイナーベビー】赤ちゃんの遺伝子を望み通りにカスタマイズできる特許が米で認可され話題に
(2013/10/21、IRORIO)
アメリカの遺伝子検査会社「23アンドミー」が持つ「唾液に含まれる遺伝子情報を解析して目や髪の色、がんや病気のリスクを予測する手法の特許」が米国で認められたニュースを受け、「倫理的に問題があるのでは」と論議を呼んでいる。
23andMeといえば、Googleの共同創立者セルゲイ・ブリンの妻が共同創立者の企業で、依然取り上げた記事(遺伝子検査企業23andMe、乳がんネットワークプロジェクトを発表)によれば、遺伝子検査によって乳がんを患っている女性や遺伝学的にその可能性のある女性を結び付けるというプロジェクトを発表していました。
朝日新聞によると「同社はIT大手グーグルの共同設立者らが出資。2007年から、唾液(だえき)に含まれるDNAの遺伝子配列のわずかな違い(SNP)を分析して、アルツハイマー病や糖尿病など約120の病気のリスクのほか、目の色や筋肉のタイプなど計250項目を判定する事業を展開している。
今回の記事によれば、「唾液に含まれる遺伝子情報を解析して目や髪の色、がんや病気のリスクを予測する手法の特許」が認められたことで、望み通りの子どもを出産することにつながるのではないかと倫理的な問題になっているそうです。
生まれてくるときは「健康であればそれでいい」という願いだけだったのが、少しずつ欲深くなってしまうのはなぜなのでしょうか?
「背が高く、青い目で、運動神経に優れ、頭がよく、病気にならないような・・・」と欲を言いだせばきりがないものです。
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