by Bill Grado(画像:Creative Commons)
■ウェアラブル端末+AR(拡張現実)でフィットネスやスポーツトレーニング!?
フィットネスはGoogle Glassで新展開? Race YourselfのGlassFitは10万ポンドを集めてリリース準備中
(2013/10/14、TechCrunch)
Race Yourselfが世に出そうとしているアプリケーションはGlassFitという名前だ。RunKeeperや、Nike Fuel Bandのように、エクササイズの記録をとったり、あるいはモチベーションを高めるのに用いる。ランニングなどのエクササイズにゲーミフィケーションの要素を持ち込み、Glassの特性を活かして拡張現実の面も強化しようとしている。たとえば、自己ベストを記録した自分との仮想レースなどということも行える。あるいは3ヵ月前の平均記録との対戦などということもできる。もちろんソーシャル機能を使って、友人のタイムと競い合うということもできるわけだ。
Glassの特性を活かして拡張現実の面を強化することにより、スポーツ(マラソン・水泳・ゴルフなど)のトレーニングでも活用できそうですね。
プロのアスリートがビデオで走る姿を撮影することにより、自分の走りのフォームを客観的に見るという映像を見たことがありますが、Glassを使えば、視線はそのままに自分のフォーム・タイムをチェックすることができます。
また、他のガジェットと連携して、心拍数やスピードなどの数値を表示すれば、自分の今の状態をチェックすることもできるのではないでしょうか。
暦本 純一(ヒューマンインターフェース研究者)|INFORIUM
トップアスリートのなかにはパフォーマンス中の自分のフォームを客観的に眺めることができる方がいるそうです。これはメンタルのジャックアウトと言えますが、ドローンを使えば工学的にその状態をつくることが可能です。ジョギングしている人の後からドローンがついてきて、自分の後ろ姿を客観的に見ることができるシステムです。この視界に、遠隔地にいるコーチがジャックインしてきて、フォームのアドバイスをしてくれるのです。
ドローンを使って走る姿を撮影し、スピードだけではなく、フォームもチェックすることができそうです。
【参考リンク】
[vimeo]https://vimeo.com/191768529[/vimeo]
Nike Unlimited Stadium|Vimeo
Nike Unlimited Stadiumでは、RFIDを靴ヒモに着けて、一周目のラップタイムを計り、次の周からアバターが出現し、一回目のラップタイムで並走し、そのアバターに勝つと、新しく更新されたベストタイムでアバターが走ることにより、最高記録を伸ばしていくことができるというように、ゲーム性を活かすことでより楽しくトレーニングできるようになるかもしれません。
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