by Bill Grado(画像:Creative Commons)
GOOGLE GLASS(ウェアラブル端末)で医療が変わる?(2013/10/31)https://t.co/Md7reXK10o
電子カルテに保存されている患者データの引き出し
患者のバイタルサインを表示
患者のデジタル記録として保存
外科手術の模様をライブストリーミング pic.twitter.com/MuXcDETCo5— ハクライドウ (@hakuraidou) 2016年10月31日
Google Glassで手術――医療も変える「ウェアラブル端末」の衝撃
(2013/10/31、TechTarget)
Google Glassを医療現場で活用しようとする取り組みを先導するのは、外科医だ。米オハイオ州のある外科医は、Google Glassを使い、外科手術の模様を同僚の端末へライブストリーミングした。この例では、Google Glassは主に、その外科医の視界にあるものの映像を同僚へ提供する手段として使われた。
同様に、米ベスイスラエルディーコネス医療センターの麻酔専門医、デビッド・ファインスタイン氏は、オランダのKoninklijke Philips(Royal Philips)との協力により、Google Glassを利用して以下の作業を行った。
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データクエリを実行。ファインスタイン氏は、Google Glassで音声コマンドを使い、ベスイスラエル医療センターの電子カルテ(EHR:電子健康記録・生涯医療記録)に保存されている患者データを引き出せることを確認
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音声コマンドで医療機器を制御
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手術中に、Google Glassの視界の右上に、患者の生命兆候を随時表示
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ハンズフリーで情報を取得し、最終的に患者のデジタル記録として保存
別にGoogle Glassを使わなくても同様のことはおそらく代用できるものがあると思います。
ただ、Google Glassを医療用で使うことで一歩先の何かが生まれるような予感もします。
まだまだGoogle Glassのようなウェアラブル端末は始まったばかりで、慶應義塾大学の講義で堀江貴文さんも言っていたように、UI(ユーザーインターフェース:機械を扱う利用者と機械とで情報を伝達・やりとりしあうための手段)には改善の余地が大いにあるようです。
これからぜひ注目したい分野です。
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