角膜移植の新しい方法とは?|岩手医大

Eye exam

by Army Medicine(画像:Creative Commons)

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角膜移植に新しい方法

(2009/2/6、IBC)

目の角膜を治療する場合、亡くなった人からの移植が行われていますが、岩手医大は新しい摘出方法で効果を上げています。

目の表面を覆っている角膜は、光を取り入れたり焦点を合わせる働きをしていて、角膜が病気になったり、損傷したりすることによって、失明につながる恐れもあります。

このため岩手医大は昭和32年、全国に先駆け亡くなった人から、角膜を移植する治療を取り入れてきました。

しかし、これまでは眼球全体を取り出していたため、時間がかかる上、遺族の心情問題など課題もありました。

このため岩手医大眼科学の黒坂大次郎教授らは、角膜だけを取り出す、マイクロケラトロンという最新の機器を導入し、摘出時間もこれまでの4分の1の、30分程度に短縮させたほか、取り出した後の角膜も、良好な状態に保つことができるようにしました。

現在、県内で角膜移植を待っている患者は、70人程いるといわれていますが、これにより角膜を提供した遺族の、精神的負担を軽くするとともに、提供を希望するアイバンクへの登録者数が増えることも期待されます。

岩手医大眼科学の黒坂大次郎教授らによれば、角膜だけを取り出す最新の機器「マイクロケラトロン」を導入し、摘出時間もこれまでの4分の1に短縮でき、また取り出した後の角膜も良好な状態に保つことができるようになったそうです。

角膜移植は、なくなった方から移植がおこなわれているそうですが、これまでは、眼球全体を取り出す方法が行われていたため、時間がかかり、また遺族の心情への問題があったようです。

そこで、岩手医大の教授により、角膜だけを取り出す方法が考え出されたそうです。

角膜を提供した遺族の精神的な負担が少しでも軽くなることにより、角膜提供者が増えるといいですね。







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