by sayot(画像:Creative Commons)
(2009/3/5、ライフハッカー)
全米科学アカデミーの発見では、同じ健康状態、ライフスタイルの人を比べると、人間らしく朝起きて夜寝るという24時間周期のリズムに従っていない人は、身体からの抵抗にあうそうです。
Wiredによると:
夜働くようになると、人間の身体から作られるレプチンの量が減ります。
このレプチンは脂肪細胞から分泌されるホルモンで、満腹という感覚を身体に出すことで、食べるのをやめさせようとします。
よって、夜働く人は血液中のブドウ糖とインシュリンが増え、それが病気を引き起こします。
ストレスによって放出されるホルモンのコルチゾールは、夜働くこという不規則な生活で放出量が増え、急上昇します。
また、夜働く人は血圧も高くなりました。
ただ、この結果は、通常よりも4時間遅い始まりと終わりのシフトで働いた人から導きだした結果で、常に夜働いている人の分析によるものではありません。
メタボリックシンドロームに影響を与えるのは、食生活だけではなく、運動や睡眠もありますが、この記事によると、朝起きて夜寝るというリズムを崩した生活をすることも原因となりそうです。
この記事によると、朝起きて夜寝るというリズムではなく、夜働いている人は、肥満や高血圧などの病気になるリスクが高くなりそうです。
その理由として考えられるのは、
人間の身体は夜行性のリズムに適応できないようになっているから
であるようです。
なぜ、夜行性のリズムに適応できないため、病気になるリスクが増えるのかはわかりませんが、体は24時間の周期に合ったライフスタイルを望んでいるといえるかもしれませんね。