by Stig Nygaard(画像:Creative Commons)
(2009/4/11、GIGAZINE)
ミネソタ大学のGlenn Giesler博士らの研究により、かゆい所をかくと、かゆみを伝達する神経細胞の活動が抑制され、脳が「かゆくなくなった」と判断するという仕組みが解明されました。
かゆいところをかくとなぜ気持ち良くなるのか、その仕組みが解明されたそうです。
その仕組みとは、かゆいところをかくと、痒みを伝達する神経細胞の活動が抑制され、脳が「かゆくなくなった」と判断するというもの。
この仕組みが解明されたことにより、「かゆみ」を抑える治療法につながる可能性がありそうです。
画期的な新薬やかゆみを止める治療法につながる発見とのことで、糖尿病や肝臓病、抗ガン剤の副作用などにより慢性的なかゆみに苦しむ人にとっては朗報となるかもしれません。
個人的にはちょっとした肌のかゆみやアトピー(アレルギー性皮膚炎)を想像していました。
しかし、かゆみとはいっても様々なかゆみがあり、記事によれば、糖尿病や肝臓病、抗ガン剤の副作用などにより慢性的なかゆみに苦しむ人がいるとのこと。
こうした方々にとっては、かゆみを抑えるこの研究は画期的なものになるかもしれません。