by Paola Sucato(画像:Creative Commons)
任天堂、新ビジネスは「健康」 ″ゲーム以外″の新領域でブルーオーシャン開拓狙う
(2014/1/30、ねとらぼ)
「QOL向上プラットフォーム」の第1ステップとして、「健康」をテーマに考えていることも明かされた。これまで培ってきた娯楽のノウハウと組み合わせることで、健康ビジネスにつきものの「継続の難しさ」も容易に乗り越えられる、と岩田社長。またモバイルやウェアラブルといった、ライバルの多い分野に後から乗り込んでいくのではなく、「ノン・ウェアラブル(身につける必要がない)」を特徴とする、新たな領域でブルーオーシャンを目指していきたいとも語った。
任天堂・岩田聡社長は1月30日の経営方針説明会で、今後挑戦していくゲーム以外の新分野として「健康」について取り組んでいくと発表したそうです。
現在はスマホなどモバイルを使った健康アプリやウェアラブル端末が注目を集めていますが、任天堂が掲げるキーワードとしては「ノン・ウェアラブル(身につける必要がない)」。
単純に発想すれば、XboxのKinectのように、コントローラーを用いずにジェスチャーや音声認識によって直感的に操作ができる体感型システムのようなものでしょうか。
先日AppleがKinectに技術を提供している企業を買収しましたが、もし任天堂が健康分野で同じような体感型システムを開発したとしたら、Apple vs. Nintendo のような構図にもなるかもしれませんね。
【参考記事】
(2013/11/26、CNN)
米アップルは25日までに、3次元の動体検知(モーションセンサー)技術を開発するイスラエル企業、プライムセンスを買収した。プライムセンスは、マイクロソフトの体感型ゲームシステム「キネクト」に技術を提供している。
頭上に設置されたセンサーが近赤外線を照射して空間の物体を認識し、プロジェクターで映像を映し出すことで、さまざまな動作が出来たりするようです。
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