オンライン視力検査サービス「Opternative」がアメリカで開発中


Bliss eye exam

by Army Medicine(画像:Creative Commons)




オンライン視力検査が米国で開発中 メガネやコンタクトレンズの処方箋も発行

(2014/2/28、Techable)

自宅のパソコンなどで検診を受けられるサービス「Opternative」が今夏、米国で登場する見込みだ。パソコンやモバイル端末で視力検査を受けられ、しかもメガネやコンタクトレンズの処方箋も発行するというもの。所要時間は5−10分、費用は35ドルと時間もお金も節約できる“オンライン眼科”だ。

オンラインで視力検査が受けられるサービスがアメリカで登場する見込みなのだそうです。

 

■検査方法

端末のスクリーンに現れる数字などを使って、乱視や色盲、コントラスト、視力などを測定するようだ。

<中略>

画面からどれくらい離れたらよく見えるのかを調べるのには、ユーザーの足のサイズを使う。サイズと、足いくつ分スクリーンから離れるとよく見えるかを入力すれば自動的に距離が計算されるのだという。

 

■気になる点

まだ試した人の声がないのでわからないですが、自分で目の検診が本当にできるのかという点が心配ですよね。

矯正がうまく合っていないメガネやコンタクトほど意味がないものはありません。

どんなに忙しくとも、人の目(医師の目)でチェックしてもらうというのは必要な作業のように思えます。

また、「老いは目から」 40歳以上は5~10年ごとに検診の勧めなどでも紹介していますが、目の病気別にみると、緑内障糖尿病網膜症・変性近視・加齢黄斑変性白内障の5つの病気で75%を占めているそうで、これらの多くの病気の初期の段階では、自覚症状がほとんどないため、定期的な検査による早期発見が重要となってきます。

アメリカの医療事情を聞く限りでは、時間もお金も節約できるオンラインの視力検査に特化したサービスというのは面白いサービスだとは思います。

ただし、どこかで人の目による総合診療のようなチェックが入るのがベストだと思います。