■自分がオープンになるからこそ相手もオープンになれる
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自分探しはしなくていい。本当の自分は、「人生を楽しむ」ことで見えてくる- ロバート・ハリス
(2014/6/8、旅ラボ)
自分から心を開いていくプロセスって、簡単なことじゃない。場の雰囲気や社会の暗黙のルールに従って何となく本音が言えないことってあるじゃないですか。それをちょっとでもいいから破ってみて、自分のことを話したり、相手の気持ちを聞いてみることが大切。そういうことの積み重ねなんですよね。自分の大切な人には、まず自分のことから話す。こっちからオープンになれば、向こうもオープンになってくれるし、もっと深い関係になっていけますよ。
コミュニケーションが上手になるためには「聞き上手」になることが大事とよく言われますが、実はまず自分から心を開いて自分の話をすると、相手が話しやすくなります。
コミュニケーションが苦手な人ほど、自分のことを開示しようとせず、相手に質問をすることで、コミュニケーションをはかろうとします。
いわゆる聞き上手になろうということですよね。
しかし、それはあとの段階であって、まずは自分がどんな人なのか、自分の人となり(感情が伝わってくるような)がわかるような話をすることが大事だと思います。
聞き上手になる前に、まずは聞かせ上手になる必要があるのです。
そのためには、自分を積極的に開示する練習をする必要があります。
自分がどのような人かを伝えて、相手を安心させることが大事なのだと思います。(自己開示)
【参考文献】
「ダメな自分を救う本」(著:石井裕之)
ダメな自分を救う本 人生を劇的に変えるアファメーション・テクニック (祥伝社黄金文庫) 新品価格 |
それと、自分の中の感情の流れを止めないこと。例えば、人の前で泣けない男の子や、長い間怒ったことのない女の子って多いと思います。悲しい時に泣いて、腹が立った時には怒らないと。人前で泣くことは恥ずかしいことじゃない。むしろそれだけ相手にオープンだってこと。
感情を出す(記事の中で言えば、感情の流れを止めない)というのは決して悪いことではありません。
最近のデータによれば,97%の大学生が場の空気を読んで、自分の意見を言わないことがある!?そうです。
相手に合わせていることや空気を読むということは、素直な自分を隠しているということであり、また自分が自身の意見をいう事で相手が気分を害するかもしれないと考えているということは、実は相手のことを心の底からは信用していないとも言えます。
つまり、相手のことばかり考えるあまり伝えられないという人は、一見相手のことを思いやっているようで、思いやっておらず、触れ合っていないのもしれません。
相手があなたに対して感情が溢れてきているのを感じた時には、それはあなたに対して心を開いているということ。
相手の感情を受け止め、そして時には相手に感情を受け止めてもらうことで、より深い関係になっていくのだと思います。
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■人生を軽やかに生きる
人生の重みって、どれだけいろんな体験して、失敗し、悲しみに涙し、運命に叫び声をあげ、その上でどれだけ今を軽やかに生きているかだと思うんです。
「人生って大変だよ」という人よりも「人生って楽しいもんだよ」という人のほうがいいですよね。
たとえ、その人がどんなに大変な人生経験をしていたとしても、それでいてもなお人生って面白いといえるかどうかがその人の器を感じさせます。
苦しく悲しい出来事も自分で面白い話に変えちゃうくらいにしてしまったほうがいいですよね。
だからこそ、人生を軽やかに生きる人に憧れます。
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