by Francisco Osorio(画像:Creative Commons)
ウイルス性肝炎 50万人超治療継続せず
(2014/7/8、NHK)
国内で最大規模の感染症といわれるウイルス性肝炎で、感染が分かっても継続的に治療などを受けていない人が少なくとも50万人以上となることが厚生労働省の研究班の推計で分かりました。
ウイルス性肝炎の感染がわかっていても継続的に治療を受けていない人が50万人以上いることがわかったそうです。
ウイルス性肝炎はそのままにしておくと肝硬変や肝臓がんに進行するおそれがあるため、治療を継続することが重要です。
緑内障 患者判断で治療中断18.7%や糖尿病患者の治療継続は半数にとどまるなど患者判断で治療をやめるケースがあります。
糖尿病患者の治療継続は半数にとどまるによれば、患者自身は治療の重要性を認識しているものの治療に伴う経済的な負担や治療継続へのストレスから治療を続けていくことができないようです。
治療を継続させ続ける方法を一度考える必要があるのではないでしょうか。
P.S.
「英動物園、サルの餌にバナナ禁止」から学ぶ糖尿病を予防する方法
サルは餌を与えられているので、食習慣をかえることができますが、人間は自分で選択しているので、食習慣をかえることは難しいです。
また、サルの場合は、食事の与え方で運動不足を解消させようとすることが試みられていますが、人間の場合は、自分でやろうとしない限り運動不足は解消されません。
自分で自分の習慣を変えたり、治療を継続する意志を持ち続けることはものすごく大変なので、その点のサポートが重要になってくると思いますし、また、治療の負担がかからないような仕組み(治療内容・金銭面を含めた)が大事なのではないでしょうか。
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