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【目次】
■コンタクトをしたままで、水(お風呂、シャワー、プール、海)に入ると目の病気になる恐れがある!?
by GoToVan(画像:Creative Commons)
失明の恐れも!夏に注意すべき「コンタクトレンズのNG使用法」とは
(2014/8/18、Wooris)
カリフォルニアにあるドヘニー・アイセンターの眼科医であるフランシス医師によると、コンタクトレンズをしたままで、水に入ることはとても危険だそうです。
なぜかというと、現在のコンタクトレンズは、空気と同時に水もよく吸収するため、各種の寄生虫、細菌、アカントアメーバなどを、水とともに吸収してしまうからだそうです。
記事によれば、コンタクトレンズをつけたまま、シャワーを浴びたり、海やプールに入るのは目の病気になる恐れがあるようです。
■コンタクトレンズの正しい使用法を守ろう!
by Delaina Haslam(画像:Creative Commons)
コンタクトレンズを初めて購入した時は、正しい使い方の指導を受け、その通りに使用していた人も、長年使用するうちに自己流のケアで済ませたり、コンタクトの装用時間を勝手に延ばしたりしていませんか。
コンタクトレンズのトラブルは、自己流の間違った使用方法によるものが多いのです。
目を健康のままにするためにも、眼科医による定期検査を必ず受け、時々取扱説明書を読み返して、正しいコンタクトレンズの使用・ケアを心掛けましょう。
●コンタクトレンズの使用法
●1日の装用時間は個人差がありますので、眼科医に相談して決めましょう。
人によっては異物感や充血がある場合がありますので、このような場合も眼科医に相談して、装用時間を短くしたり装用を中止しましょう。
●角膜(黒目の部分)は涙によって必要な酸素を取り入れているので、装用時間を守らないと酸素不足によって目の抵抗力が弱まり感染症にかかりやすくなったり、長時間の酸素不足が続くと角膜内部の細胞数が減少してしまうこともあります。
コンタクトレンズは酸素を透しやすい工夫がなされていますが、それでも装用により酸素が不足気味になり角膜に影響します。
これは通常回復しますが、長時間装用を長期間繰り返していると回復が追いつかず、角膜が弱くなり眼障害を起こすこともあります。
大事なことは眼科医に指示された装用時間を守ることです。
●コンタクトレンズのケア
●毎日のレンズの洗浄や1週間に1度のタンパク除去は必ず行いましょう。
コンタクトレンズのケアを怠ると視界や装用感が悪くなるだけでなく、場合によっては目の病気にかかったりすることがあります。
毎日使用するコンタクトレンズには、脂質、カルシウム、タンパク質など、さまざまな種類の汚れが付着してくるほか、水分を含むソフトコンタクトレンズには雑菌も付着してきます。
汚れを落とすための「洗浄」、雑菌対策のための「消毒」がレンズケアの基本です。
●また、ソフトレンズは細菌や微生物が繁殖しやすいので、毎日の消毒(煮沸消毒あるいは化学消毒)が欠かせません。
これらを怠ると細菌や微生物による眼病の原因になりますので注意しましょう。
→ コンタクトレンズと目の病気・正しい使用法・ケア について詳しくはこちら
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