by Kelly B(画像:Creative Commons)
(2014/9/17、ネットの海の渚にて)
みなさまへ このたび、マネックス証券の松本大さんと結婚することになりました。いつまでも互いを慈しみ、感謝し合える夫婦でありたいと思っています。これからも変わらず仕事に邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
— 大江麻理子 Mariko Oe (@oe_mariko) 2014, 9月 16
この一報が流れた昨日の午後、私のツイッターの男性陣はお通夜状態だった。
私も同じくショックを受けて、放心状態でつぶやくことさえ出来なかった。
とりあえず時間が経って多少落ち着いて来たから、こうやって記事を書くことができるが、改めて考えてみるとなんで芸能人や有名人が結婚すると、今回のようにショックを受ける人が続出するのか不思議に思う。
男性の場合は、テレビ東京アナウンサー大江麻理子さんの結婚のニュース、仲間由紀恵の結婚報道が続き、ショックを受ける方が多いようです。
女性の場合には、福山雅治さんが結婚されたときにもショックを受けた方が多かったようです。
それにしても、今回紹介した記事にある通り、なぜ、芸能人や有名人が結婚するとショックを受けるのでしょうか?
本来であれば、テレビの向こう側にいる会ったこともない人が誰と付き合おうが、結婚しようが、関係ないはずです。
好意を持っている人が誰かと結婚したことによって奪われてしまった感、悔しさ、嫉妬など様々な感情が入り混じるのでしょう。
ただ、本当にその人と付き合いたい、結婚したいと思うのでしたら、少なくとも目を合わせる機会を作らなくてはいけません。
「見覚えがある」ことが運命の人と出会う魔法!?でも書きましたが、運命の人に出会うには2つの要素が必要です。
一つは、「距離の近さ」。
『考えてるつもり 「状況」に流されまくる人たちの心理学』(著:サム・サマーズ)によれば、距離の近さは恋愛関係に大きな影響があると紹介されています。
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オハイオ州の調査によれば、初めてデートしたとき、婚約中のカップルの半数以上が16ブロック以内に住んでいたという。
もう一つは、「目にする回数の多さ」。
『考えてるつもり 「状況」に流されまくる人たちの心理学』(著:サム・サマーズ)によれば、
目にする回数の多さは好意を生む強力な要因なのである
と書かれています。
この二つをまとめると、「見覚え」があることが魅力を感じる大きな要因だということです。
ドラマ「失恋ショコラティエ」にも同じようなことが言われていましたよね。
人生で巡り会える相手は案外限られていて、目を合わせる機会のある人としか恋愛はできない、みたいな感じです。
自分の心に素直に向き合って、大江麻理子嬢が結婚するとの一報を聞いた時の感覚を言語化しなくてはならない。
これができたらこの不思議な現象を紐解けそうなんだがちっとも言語化できない。
一つ考えたのは、自分の手持ちのカードが一枚なくなったような感じでしょうか。
もしかしたら付き合えるかもしれない、自分が好意を持っている手持ちのカードが一枚少なくなった喪失感のようなもの。
それが、芸能人・有名人が結婚した時にショックを受ける理由なのではないでしょうか。
P.S.
人は「変わりたい」という願望を持ちながらも、「変わりたくない」とも思っています。
そう「永遠に変わらない日常」を求めているのです。
その一つが芸能人・有名人の結婚によって、日常が変わり、感情が揺らいでしまうのではないでしょうか。