世界人口の約3割が過体重か肥満!?


"i look fat"

by GabaGaba(画像:Creative Commons)




世界人口の約3割、過体重か肥満 報告書

(2014/11/21、AFP)

世界人口の約3割にあたる21億人あまりは過体重か肥満であるとの調査報告書が20日、発表された。

<中略>

過体重および肥満の人口は、2030年までに世界の成人人口のほぼ半数に達すると報告書は予測している。

世界人口の約3割が過体重か肥満であるそうで、2030年までに世界人口のほぼ半数になるだろうと予測されているそうです。

肥満は世界全体では過去20年で8割増によれば、肥満は、世界全体では調査期間の20年間で82%増加し、中東諸国では倍増して過去最高水準になっているそうです。

肥満人口が栄養不足人口を上回る、赤十字社2011年報告書によれば、食糧分配の不平等に焦点を当てた同報告書によると、2010年の肥満人口は15億人で、栄養不足人口は9億2500万人だったそうです。

世界全体においては、飢餓で悩む人々よりも、肥満による健康への悪影響で悩む人のほうが多いということになります。

世界中で 欧米型のライフスタイルが浸透したことによって、肥満の人々が増えており、肥満によって、糖尿病や脳卒中、心疾患、そして腰痛などのケガの原因になっているようです。

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また、「肥満は地球の脅威」-英論文によれば、肥満化がアメリカ国民と同じペースで進行すれば、地球の食料資源にとって重大な脅威となるようです。

肥満によって、食糧資源がなくなってしまうのが早いのか、それとも、肥満による健康への悪影響によって世界が成り立たなくなるのが早いのか、どちらなのでしょうか?

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ちなみに、太りすぎとは、以下のような計算で判断されます。

体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割って算出する体格指数(BMI)が25を超えると「太りすぎ」とみなされる。