人間の神経系に直接接続してコントロールできるロボット義手が完成
(2014/12/20、TechCrunch)
Johns Hopkins University(ジョンズホプキンス大学)のApplied Physics Lab(応用物理学研究室)が、高電圧の感電事故で両腕を失った人に、その人の神経系に接続してコントロールできる義手を取り付けることに成功した。
Amputee Makes History with APL’s Modular Prosthetic Limb
The Mind-Controlled Robotic Arm Is Getting More Nimble
この映像を見ていると、未来を見ている感じがします。
こうした技術と安価にする技術を組み合わせて、悩んでいる方に行き渡るといいですね。
【参考記事】
デザインは世界を変える|TITAN ARM・HANDIE・CORTEX・ARESA
●国際審査2位 「Handie」
参考画像:家電Watch
”Handieは、3Dプリンタとスマートフォンを活用した利き腕を補助するための義手。
失われた手の動きを残された筋肉の電気信号をもとに再現する「筋電義手」と呼ばれるもの”
これまでは、電気信号のキャッチには、専用の機器を使っていたのですが、スマートフォンを活用することにより、価格を抑えることを実現。
腕に付けたセンサーとスマートフォンをBluetoothで接続し、動きをHandieに指令するようにしているそうです。
また、義手は量産化が難しいため、生産コストが高くなっていたのですが、3Dプリンタで作れるように設計し、また、単純な動きのサポートを目的とし、モーター数を減らすことで、高額な筋電義手を安価にすることができたそうです。
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