by Christopher Michel(画像:Creative Commons)
国際コーヒー機関(ICO)によれば、世界のコーヒー消費量は5年で25%伸びると予想されているそうです。その理由としては、インドや中国、中南米での消費が増えていることが関係しているそうです。#coffee pic.twitter.com/bFHIHstqIb
— ハクライドウ (@hakuraidou) 2017年2月17日
(2015/2/17、ウォール・ストリート・ジャーナル)
国際コーヒー機関(ICO)によると、世界のコーヒー消費量は増え続けており、需要は向こう5年間で25%近く伸びると予想されている。
ICOのロベリオ・シルバ事務局長は「消費はインド、中国、それに中南米の消費傾向の西洋化が続いているのに伴って増えている」と指摘した。
現在日本では、スターバックスやコンビニコーヒー、「サードウェーブコーヒー」を代表するブルーボトルコーヒーが日本に進出するなどコーヒーに対する需要はますます増えているように感じますが、世界のコーヒー消費量は5年で25%伸びると予想されているそうです。
その理由としては、インドや中国、中南米での消費が増えていることが関係しているそうです。
コーヒーに含まれているポリフェノールの健康効果が注目されていますが、世界最大の生産国であるブラジルでの記録的な干ばつが影響していることで、供給不足が予測されています。
こうした傾向は「ナッツ」や「ゴマ」にも起きていて、例えば、ナッツの場合も、中国やインドでの需要が高まっていること、生産地のカリフォルニア州で暖冬による干ばつが起き不作が懸念されていること、投資ファンドによる投機マネーの流入も価格を押し上げている要因なのだそうです。
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今後もコーヒー消費量は増えていくことが予想されるため、干ばつの少ない地域でコーヒーを育てるように変更していく、より生産量が増えるコーヒー豆の育て方を発明していくなどの対策が行われなければ、コーヒー豆の価格はますます上がっていくのではないでしょうか。
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