by Torsten Mangner(画像:Creative Commons)
妊婦健診無料じゃない? 産科医ら火消し躍起
(2009/7/2、産経新聞)
少子化対策の目玉として昨年秋に打ち上げられた「妊婦健診の無料化」。
緊急経済対策に盛り込まれてスタートしたが、多くの地域で“無料”にはなっていないようだ。
妊娠中の女性からは「無料だという話だったのに、違うの?」と、落胆の声が上がり、産科医らは「あの『妊婦健診無料化』という表現だけは、やめてほしい」と火消しに躍起になっている。
おそらくほとんどの人が、妊婦健診が無料化になったものと思っているはずです。
この記事を見ると、正確には、助成や補助という言葉の方が適切なようです。
妊婦検診が無料化でない理由が記事の中でまとめられているので抜粋してみます。
第1に助成範囲が限られていること。
<中略>
第2に、妊婦健診は本来、自由診療だから値段が一律でない。
<中略>
さらに、最大の理由は自治体の助成額がまちまちなこと。
こうした理由に加えて、今回の国による助成が、2年間の時限措置であるということも、この問題を難しくしている原因となっているようです。
より正確な情報を伝えてほしいものですね。
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