一流シェフの動作を再現する料理ロボットができている!?|未来は「セルフレストラン」となる日も近い?

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参考画像:Robotic chef can cook Michelin star food in your kitchen by mimicking world’s best cooks|IBTimes(スクリーンショット)




一流シェフの動作をコピーしてレシピを完璧に再現する料理ロボット

(2015/4/17、TechCrunch)

ShadowRoboticsのロボットアームを使って構築したものだ。包丁を使い、材料をかき混ぜ、調理して、そして給仕する。

製作したのはMark Oleynikだ。ロボットアームは用意したレシピを完璧に再現するようにプログラムされている。完全に自動というわけではなく、材料はきちんと定められた通りに並べておく必要がある。

先日BMの人工知能「Watson(ワトソン)」が考案したレシピ本が発売される!?というニュースをお伝えしましたが、今回のニュースによれば、ロボットが一流シェフの動作を再現することで料理を作ることができるようになったそうです。

これで料理はレシピから調理まですべてロボットができるようになる時代になるのかと思いましたが、まだまだ乗り越えないといけない壁があります。

かなりの規模のプログラミングが必要となるし、また真似して動作させるシェフのデータも必要となる。

将来的には、世界的なシェフのデータをプログラミングすることで、材料さえあれば世界中どんなところでも同じ料理が食べられるようになる日も近いかもしれません。

【参考リンク】

Robotic chef can cook Michelin star food in your kitchen by mimicking world’s best cooks|IBTimes(ロボットアームが調理している動画が見れます)

P.S.

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参考画像:BBC News Drone waiters unveiled in Singapore|YouTubeスクリーンショット

Drone Waiters Test Flight at Timbre

ドローンが給仕するレストランが登場、導入を決定した単純明快な理由とは?

(2015/3/1、GIGAZINE)

「ドローンをウエイター代わりに使う」ことで人手不足を解消する、という驚くべき施策を打ち出し実行しています。

シンガポールでは、ドローン(無人航空機)が料理やドリンクを載せるレストランがあるそうです。

なぜこのような取り組みを行うようになったのでしょうか?

シンガポールでは国民が国外に移住する数を減らし、外食産業の貴重な労働人員となっていた外国人の低賃金労働者の流入を減らす施策を行っています。また、若いシンガポール人は低賃金で社会的地位も低いとされるサービス業での労働を避けているそうです。こういった背景があるため、シンガポールの外食産業は現在深刻な人員不足が起きているわけです。

シンガポールでは深刻な人員不足が起きていることから、人を使わないシステムの開発に取り組んでいるようです。

人員不足を解消するため、シンガポールのレストランではiPadで注文されたメニューをロボットが調理をしたり、高速料理運搬システムなどの開発が行われています。

この記事を読むと、すでに料理をロボットが調理をするシステムの開発が行われているようです。

つまり、レシピの考案、調理、料理の運搬システムがすべて人を使わずにできるようになってきているということですね。

セルフのガソリンスタンドのように、セルフのレストランができる日も近いかもしれませんね。