by Jared Tarbell(画像:Creative Commons)
(2015/5/11、livedoor)
草なぎが「人って夢のために頑張るっていうじゃないですか?」と問うと、タモリは「夢があるようじゃ人間終わりだね」とバッサリ。
2015年5月10日放送のヨルタモリでタモリさんが夢を持つ生き方について語ったことが話題になっている。
夢の達成される前の期間は、まったく意味のないつまんない期間になる。
それが向上心のある人の生き方。
悲劇的な生き方。
夢が達成されなかったらどうなるんだ?って話だよね
何かを成し遂げた人が全員が夢を持っていたわけではなく、面白いなと思うことを好きでやっていたら、そうなったという人もいる。
大事なことは、夢を持たない生き方を肯定していること。
「夢を持たないといけない」ということを子供の頃に言われてプレッシャーを感じている子どももいる。
「夢を持たなくてもいいんだよ」という考えがあれば、救われる子もいると思う。
タモリさんは、向上心がある人は「今日が明日のためにある」という生き方、向上心がない人は「今日が今日のためにある」という生き方と語っている。
ただ、夢中にその日1日を生きる生き方もいいと言っているのだろう。
しかし、夢を持つことを否定しているわけじゃない。
自然と夢を持ってしまった人もいる。
夢を持ってしまった人の中には、叶う人もいればかなわない人もいる。
夢が大きければ大きいほど、かなわない可能性が高い。
だからこそ、悲劇的な生き方なのだ。
以前、マツコ・デラックスさんがこういったことを思い出した。
気づいてしまった人間と、気づかない振りをしている人間、どっちが幸せ?
気づかないふりをしている人間のほうが人生楽しく生きることができる。
そういう生き方のほうが楽しいとわかっていても、気づいてしまった人間もいる。
この考え方と同じで、夢を持ってしまった人間もいるのだ。
その道は険しいかもしれない。
夢を持つとはそういうこと。
勝手に色々と解釈してタモリさんの本当の考え方とは違うかもしれない。
ただ、タモリさんの考え方は人生が生きづらいなと思っている人を生きやすくしてくれると思う。
P.S.
さんまさんの名言
「生きてるだけで丸儲け」
にもつながる考え方じゃないかな。