■おかゆダイエットでやせる4つの理由|レジスタントスターチで便秘解消|#あのニュースで得する人損する人
by Alpha(画像:Creative Commons)
2015年5月14日放送予定のあのニュースで得する人損する人のテーマは「夏までにヤセるぞ!ダイエットしたい人たち救済SP」です。
■おかゆダイエットでやせる4つの理由
1.摂取カロリーが少なくなる
おかゆで食べると水分が多いため、量が少なくなる。
2.血糖値が上がり、少量でも満腹感を感じる
徐々に胃が小さくなるので小食で満足できるようになる。
3.小腸での消化吸収する時間が短いので、カロリー摂取が少なくなる
ご飯は大腸に到達するまで約6時間かかる。
お粥の場合は大腸に到達するまで約3時間しかかからない。
4.便が出やすくなる=便秘解消
水分が大腸に届き、また消化吸収されなかったおかゆの一部が大腸まで届くことで便が出やすくなるので、自然と体重が落ちやすい体になる。
→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら
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【感想】
上記の点に加えて、体を温めるという点でおかゆダイエットはよいのではないでしょうか。
ただ、単に体重を落とすことには成功しても、健康的メリハリのある体を目指すダイエット方法とは言えないので、あまりお勧めしません。
■レジスタントスターチ
炭水化物は冷えるとレジスタントスターチという成分に変わります。
レジスタントスターチはほとんどの炭水化物に含まれているのですが、加熱後、冷やすことによりその量が増加する。
レジスタントスターチが増えた冷たい炭水化物は小腸で消化吸収されにくく一部が便として排出されるので、ダイエットが期待できるということみたいです。
●効果が実証済みの3つの食べ物
- じゃがいも
じゃがいもは冷やすとレジスタントスターチの含有量が2倍に増え、その増加率はNo.1 - タイ米
粘り気が少ないお米の方がレジスタントスターチの含有量が多い - あんこ(あんこの原材料の小豆)
レジスタントスターチは豆類にも含まれている
■ 冷たいご飯が脂肪&糖質の吸収を妨げる!?
食物繊維→体に必要なミネラルの吸収を妨げる
レジスタントスターチ→ミネラルの吸収を妨げない
ミネラル不足によるイライラ・貧血が少ない→健康的なダイエットに
レジスタントスターチは温めると効力が失われる
■ 冷たいご飯は夕食が効果的!?
■ 日本米よりインディカ米の冷ご飯の方が効果的!?
インディカ米の冷ご飯の方がレジスタントスターチが多く含まれる
【NHKガッテン】台湾で人気!ナガイモ(レジスタントスターチ)で便秘改善!長芋ジュースの作り方|1月15日
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【感想】
温かいご飯を食べたいと思うので、冷たいごはんが好きな方以外はおすすめしません。
【予習編】
●テーマ1「現体重の10パーセント減!?
“あるモノ”を2週間食べ続けるダイエットにアイドルが挑戦!」●テーマ2「炭水化物でヤセる?!便秘解消にも効果的なダイエットを紹介!」
ダイエットの天敵、炭水化物を○○すると、摂取カロリーが減らせる?!そんなにわかに信じられない方法を、春香クリスティーンが検証。そのダイエット法とは、食事量を減らさず、炭水化物をある方法で食べること。
気になるのは、「炭水化物でやせる」ですね。
ダイエットや減量する方法して、ここ数年取り上げられていたのは、炭水化物を制限する低炭水化物ダイエット(糖質制限ダイエット)です。
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ただ、過剰にやりすぎてしまったり、誤った方法で行うことで体調を崩す人もいたようです。
そこで、今回は炭水化物とダイエットの関係について考えてみました。
●糖質は、生命を維持するために欠かせない栄養素であり、人間には1日170gの糖が必要。120グラムは脳で消費し、30グラムは赤血球のエネルギー源として消費されている。
●糖エネルギーが不足すると、それを補うために、タンパク質を構成しているアミノ酸を、肝臓が糖に作り変えるというシステムが働き、体は自分の筋肉を分解してアミノ酸に変えていくことで、結果、筋肉量がどんどん減っていってしまう。
●糖質制限ダイエットでは、炭水化物を抜けばどんな食べ物を食べても良いという間違った認識が広がっていたため、がっつりした肉料理ばかりを食べてしまい、血管に悪玉コレステロールが溜まっていき、動脈硬化・高脂血症の原因ともなってしまう。
森谷敏夫さん「糖質を控えるダイエットではヤセない!」|たけしのニッポンのミカタ 10月22日によれば、現代女性は、糖質を控えるダイエットをしている人が多いようですが、この糖を摂取しない食生活によって、隠れ肥満が増えているそうです。
隠れ肥満とは、見た目はスリムであるにもかかわらず体脂肪率が高いタイプの肥満のこと。
隠れ肥満には注意が必要で、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を引き起こすこともあるそうです。
糖質を控えるから太る(≒糖質をとることで太りにくくなる)という理由については、
1.
糖質不足の生活を続け、蓄えていたグリコーゲンも枯渇してしまうと、人間は筋肉のたんぱく質を分解してブドウ糖を作り出すため筋肉がやせ細り、太りやすい身体になってしまう
森谷さんによれば、糖質をカットすると体重は減少するのですが、実際減っているのは水分であり脂肪はほとんど減らないのだそうです。
余ったグリコーゲンは約4倍の水と結合して貯蔵されます。
糖質を控えるダイエットをすると、蓄えていたグリコーゲンを分解し、脳のエネルギーとして使われてしまい、その際、グリコーゲンと結合していた水も一緒に排出されることになります。
つまり、体重は実際よりも4倍早く体重が落ちることになるのですが、この時脂肪は減っていないのです。
糖質を控えるダイエット
→グリコーゲンが枯渇
→筋肉のタンパク質を分解し、ブドウ糖を作り出す
→筋肉が減少
→基礎代謝が低下し、太りやすい体になる
2.
隠れ肥満傾向にある女性に糖質の多い食事(糖質6割)を2週間続けてもらったところ体脂肪が減少したそうです。
■便秘解消に役立つ食べ物は「ごはん」!?
直腸性便秘解消法|ためしてガッテン(NHK)によれば、便秘解消に役立つ食べ物とは、「ごはん」なのだそうです。
超意外!効果バツグンのあの食べ物 – ためしてガッテン(NHK)
2007年に発表された論文で、私たちの超身近な食べ物に便秘の予防効果があることが示されました。
それはなんと「ご飯」
4000人近い日本人女性の食生活を調べたところ、ご飯の摂取量が少ないグループ(中央値79グラム)に比べておよそ3倍多いグループ(251グラム)では便秘の割合が4割も少なかったんです。
ごはんの摂取量が少ない人に比べて、3倍ほど多く摂取するグループでは、便秘の割合が4割も少なかったそうです。
なぜ、ごはんが便秘解消に効果があるのでしょうか。
便秘の人の大腸では、便の水分が少なく硬くなっていることが出しにくさの原因の一つです。
便秘解消法として水分を摂取する事がすすめられていますが、水分をそのまま摂取しても多くは胃や小腸で吸収され、大腸まで到達しません。
一方、ご飯は消化されつつも水分を保持したまま大腸に至り、便を軟らかくする効果があると考えられています。
水分をとることが便秘解消方法のひとつとして言われていますが、水分の多くは、途中で吸収されてしまい、大腸まで到達しないそうです。
ご飯の場合は、水分を持ったまま大腸まで到達するので、便の水分が少なく硬くなっている場合の便秘の解消に役立つと考えられるようです。
■まとめ
現代人の食生活は炭水化物の多い食生活ですが、極端に糖質を制限した生活を続けると、反対に太りやすくなるようです。
決して炭水化物が悪いわけではなく、その摂取の量・仕方によっては、太りやすくなるということだと思います。
炭水化物のことをよく知れば、きっと健康的なダイエットに役立ってくれるはずです。
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2015年5月12日 @ 12:00