「不妊症」定義を「1年以上」に短縮へ 産科婦人科学会


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by NCVO London(画像:Creative Commons)

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<不妊症>定義「1年以上」に短縮へ 産科婦人科学会

(2015/5/31、毎日新聞)

希望しても2年以上妊娠できない状態と定義している不妊症について、日本産科婦人科学会は、この期間を「1年以上」に短縮する案をまとめた。全国の産婦人科医から意見を聞き、8月にも正式決定する方針。

不妊症とは、これまで「避妊なしで二年間妊娠しない状態」のことをいっていますが、日本産婦人科学会は、この期間を「1年以上」に変更する案をまとめ、8月にも正式決定する方針なのだそうです。

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■変更した理由とは?

新たな案では、晩婚化が進んで早期の検査や治療が求められるようになった現状や、欧米の生殖医学会が1年間としていることを踏まえ「1年というのが一般的」と定義を改めた。

欧米に基準を合わせることと早めの不妊治療を始めるきっかけになればというのが今回の変更の理由のようです。