by Philippe Put(画像:Creative Commons)
■「普通に生活していたらいつの間にか健康になっていた」というのが理想の未来
「普通に食べていたらいつの間にか健康になっていた」そんな世界を作りたい――クックパッド 唐澤弥子さん (1/2)
(2015/6/18、ITmedisヘルスケア)
記事の内容は元記事をご覧いただくとして、今回の記事のタイトルの考え方がとても重要ではないかと思って記事にしました。
「普通に食べていたらいつの間にか健康になっていた」そんな世界を作りたい
米研究グループ、健康についての検索は休み明けに増える?|月曜日に病気の予防・改善につながるリマインダーを設定しよう!によれば、米ジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生大学院のデビッド・ホルトグレイブ氏らの研究グループによれば、健康に関する話題に対する検索は週の初めにピークを迎えるそうです。
健康データを集めれば健康になれるわけではないでも書きましたが、10年以上健康に関するアクセスデータを見ていますが、人は、楽しい時(遊びに出かける週末)は健康について考えないものです。
そして、週末明けの月曜日になると、週末の疲れやブルーマンデー症候群(日本ではサザエさん症候群:休日明けのゆううつな月曜日の意味)の影響で健康について検索をしてしまうのではないでしょうか。
自発的にあらゆる健康に関するデータを集めたり、健康や病気について検索するということは、不健康であることにフォーカスしており、今の自分は健康ではないと認めていることになります。
「病は気から」と昔からよく言いますが、健康を意識すればするほど、かえって健康からは離れていくのです。
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それよりも健康のことなんて一切考えない週末のような気分で毎日いられれば、結果健康でいられる(健康に対する不安を感じない)はずです。
規則正しい健康的な生活を意識しようと考えることは、現状が健康的ではないということを意識しているともいるのです。
つまり、将来的な理想は「普通に生活していたらいつの間にか健康になっていた」というような仕組みを作ることにあるのです。