by nickliv(画像:Creative Commons)
Most kangaroos are ‘left-handed’
(2015/6/19、BBC)
簡単に言うと、ほとんどのカンガルーは左利きなのだそうです。
正直カンガルーが左利きだろうが右利きだろうがどうでもいいと思いましたが、ふとしたときにチームラボの猪子さんが話していた記事のことを思い出しました。
(2015/6/10、ダイヤモンドオンライン)
たとえば歴史上で天才と呼ばれる人は、複雑で難しいことを抽象化した人たちです。
<中略>
抽象化というのは、複雑な現象から相似を見つけるということです。
例えばこういうことではないでしょうか。
- 利き手が左利きの動物には何らかの共通点があるかも知れない。
- 実はカンガルー以外には左利きの動物はいないかもしれない。その理由とは?
- 有袋類は左利き?
- カンガルーが左利きである進化上のメリットとは?
思いつきで書いてみましたが、こうしたことの中から、法則や認識のパターンが生み出されることで難しいことを簡単にすることができるようになるのではないでしょうか。
【追記(2015/7/3)】
(2015/6/23、ナショナルジオグラフィック)
この記事からこの研究のポイントをまとめてみます。
●カンガルーは左利き→利き手は人間や類人猿だけのものではない
「利き手」は人間や類人猿にしかないと考えられてきたが、その常識が覆された。
●人間の90%が右利きであるにもかかわらず、なぜ有袋類は左利きになったのか?
アカカンガルーやオオカンガルーの祖先は樹上で暮らしていた。枝から枝へと移動する際、主に右半身を使っていたため、空いている左手で毛づくろいし、餌を食べるようになったというのだ。
米テキサス大学オースティン校の生物学者ポール・マクネレージさんによれば、カンガルーの祖先は樹上で暮らしていて、移動する際、主に右半身を使っていたため、左手で毛づくろいをしたり、エサを食べていたなごりで利き手が左手になったのではないかという仮説を立てています。
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