by Endlisnis(画像:Creative Commons)
(2015/8/8、ロイター)
瞳を大きく見せたり色を変えたりするカラーコンタクトレンズ(カラコン)を厚生労働省研究班が調査した結果、国内で承認を受け市販されている17製品のうち10製品で、酸化鉄などの色素成分が表面に露出していたことが8日、分かった。
カラコンの中には色素成分が表面に露出していたものがあったそうです。
今回の調査では色素露出と健康被害との関係は調べていないが、カラコン使用者には目の不調を訴える人も多いとされ、研究班は今後、目にどのような影響を与えているのかを調べる方針。
色素露出と健康被害の関係は今のところ分かっていませんが、心配なニュースですね。
ただ、カラコンに関しては、ユーザーの使い方にも問題があることが以前から取り上げられています。
コンタクトレンズトラブルの半数は「おしゃれ用カラコン」 厚労省が注意呼びかけによれば、きれいに洗浄されていないといった手入れ不良や、長時間装用など不適切な使用が原因で目のトラブルを起こしているそうです。
コンタクトレンズは医療機器ですので、製品を作るメーカーもユーザーも、目の病気から目を守るためにもしっかりとしてほしいですね。
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