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■長時間労働の人は脳卒中のリスクが高くなる!?
by Matthias Ripp(画像:Creative Commons)
長時間労働で脳卒中のリスク33%増加、研究
(2015/8/21、AFP)
論文では、週の労働時間が標準的な人々と比較した場合の脳卒中のリスクについて、週41~48時間労働で10%増、週49~54時間で27%の大幅増、さらに週55時間以上では33%増加したことが明らかになっている。
英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンのミカ・キビマキ(Mika Kivimaki)教授らの研究によれば、週の労働時間が55時間以上の人は、35~40時間の人に比べて脳卒中のリスクが33%高まる可能性があるそうです。
製造業従事者の健康状態に問題―中国で紹介した調査組織委員会主席の韓小紅(ハン・シャオホン)博士によれば、「製造業界では、約8割が1日8時間以上働き、6割が週休2日を実施できておらず、約7割が疲労を感じている」とし、長時間の労働に加え、休憩やトレーニング不足が健康状態を悪化させているそうです。
生活楽しむ男性、脳卒中リスク低によれば、生活を楽しんでいる意識が高い男性は脳卒中などのリスクが低いと厚労省研究班が発表したそうです。
長時間労働によるストレスが脳卒中のリスクを高くしていると考えられるのではないでしょうか?
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