by Jarrett Campbell(画像:Creative Commons)
ビダル、糖尿病を患う息子の回復に期待「人工膵臓による世界初の試みを行う」
(2015/9/7、フットボールチャンネル)
バイエルン・ミュンヘンに所属するチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルの息子が、人工膵臓による世界初の試みを行うようだ。
「ウェアラブル人工すい臓」、機能ごとにモジュール化|インスリン治療を低コストにするアイデアとは?では、米Pancreumは糖尿病患者のインスリン治療を支援するウェアラブル人工膵臓を開発中というニュースをお伝えしましたが、今回の記事によれば、人工膵臓による世界初の試みが行われるそうです。
糖尿病で悩んでいる方も多いので、成功するといいですね。
■人工膵臓の研究
「Beyond Human 超人類の時代へ」(著:イブ・ヘロルド)では、バージニア大学(University of Virginia; UVA)で開発中の人工膵臓の研究について紹介されています。
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UVAの人工膵臓は、連続血糖モニター(continuous glucose monitoring: CGM)、インスリンポンプ、スマホという3つのデバイスで構成されているものです。
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■インスリンとは
インスリンとは、すい臓から分泌されるホルモンです。
※すい臓でインスリンを分泌する組織のことを、すい島またはランゲルハンス氏島と呼びます。
インスリンには血液中のブドウ糖(血糖)の濃度を調節する働きがあります。
血糖を下げる働きがあるホルモンは体の中にインスリンしかなく、すい臓に障害がおこると、インスリンの分泌が低下してしまうことで、正常に血糖値を下げることができなくなり、糖尿病の危険性が高まります。
→ インスリンとは|糖尿病・インスリン注射・インスリン抵抗性 について詳しくはこちら
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■薬局でもできる糖尿病の検査|検尿(尿糖検査)と採血による血糖検査