参考画像:Cancer patient receives 3D printed ribs in world first surgery|YouTubeスクリーンショット
(2015/9/15、ギズモード)
胸骨と胸郭の一部をがんで失った54歳のスペイン人男性が世界で初めて3Dプリントの義胸骨の移植に成功しました。素材は超軽量&超強靭なチタン。
スペインで世界初の3Dプリントの胸郭(チタン素材)移植手術に成功したそうです。
Cancer patient receives 3D printed ribs in world first surgery
詳しい記事は元記事を参考にしていただくことにして、気になるのは今後の可能性です。
■人間はサイボーグ化するか?
3Dプリント技術は、当初はバイク事故で顔を損傷した人に3Dプリント技術を駆使した顔面の再建手術−英のように、顔面の再建手術における顔の模型として活用されるようなことから使われていたと思います。
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同時並行して、臓器を3Dプリントで作るという動きも進んでいます。
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こうしたことを含めて考えると、脳と神経以外の身体はすべて3Dプリンタで作られるようになるかもしれません。
神経系に接続してコントロールできる義手が開発や触覚が感じられる義手開発、米国防総省|脳で義手を動かすことができるようになる!?によれば、脳の「運動皮質」部位と義手を接続して、義手の動きを思考で制御できるようになったそうです。
私達はすでに”サイボーグ化”している!?|バイオハックの視点からでは、「義足のほうが優れていたら義足に付け替える」「指(手)や腕を増やす」ということについて議論していく必要性について書きましたが、遠くない将来こうしたことが起きるかもしれないのです。
人間はサイボーグ化していくのかでしょうか?