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■岩手県の看護師の定着率は59・8%で過去最高
(2015/9/5、岩手日報)
県によると、県内の看護師養成施設全体の県内定着率は10年度42・6%から本年度は59・8%に伸びた。
岩手県の看護師の定着率は59・8%で、過去最高となったそうです。
どのような対策を行なっていたのでしょうか。
■看護師定着のために岩手県が行なっている対策とは?
県の修学資金貸付制度の拡充が奨学生の県内定着率を押し上げた
<中略>
県は看護師の地元定着を促すため、08年度からいわて看護職員確保定着アクションプランを策定。看護職の魅力を伝える中高生向けセミナーや、潜在看護師の復職を促す就職イベントを東京で実施するなど多様な取り組みを展開している。
岩手県内の看護職員の充実を図るための奨学金制度や中高生向けのセミナー、復職を促すイベントなどの取り組みを行なっているそうです。
【参考リンク】
http://www.pref.iwate.jp/iryou/seido/kangoshi/006491.html
この制度は、将来岩手県内での就職を希望する看護学生に対して修学資金を毎月貸与することにより、学生の修学を容易にし、岩手県内の看護職員の充実を図ることを目的としています。
■まとめ
薬剤師不足が深刻、その原因は「国家試験」!?ー岩手県内医療機関によれば、岩手県内の医療機関では薬剤師不足が深刻なのだそうで、今回の記事と合わせると、岩手県では看護職員、薬剤師共に不足しているということですね。
この傾向は岩手県に限らず全国的にも起きていることだと思いますので、抜本的な改革が必要なのではないでしょうか。
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