NASHを超音波など2種類の波を用いて「脂肪の蓄積量」と「肝臓の硬さ」を測定し精度よく診断できる手法を開発|大阪市立大

健康・美容チェック > 肝臓の病気 > 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH) > NASHを超音波など2種類の波を用いて、「脂肪の蓄積量」と「肝臓の硬さ」を測定し、精度よく診断できる手法を開発|大阪市立大




■NASHを超音波など2種類の波を用いて「脂肪の蓄積量」と「肝臓の硬さ」を測定し精度よく診断できる手法を開発|大阪市立大

Research

by Neil Conway(画像:Creative Commons)

肝硬変・肝臓がんに進む恐れ…酒飲まない人の肝炎、早期発見へ

(2015/10/4、読売新聞)

肝硬変や肝臓がんに進む恐れもある非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)の子どもを、超音波など2種類の波を用いて簡単に精度よく診断できる手法を開発したと、大阪市立大の徳原大介講師らが発表した。

大阪市立大のチームは、超音波など2種類の波を用いて、NASHを精度よく診断できる手法を開発したそうです。

⇒ 非アルコール性脂肪性肝炎(NASH) について詳しくはこちら

徳原講師らは、超音波などを出す円筒形の器具を腹部に当てて肝臓の状態を調べる最新の診断装置を、1~18歳の214人に使用。この装置は、NASHを判定する指標となる「脂肪の蓄積量」と「肝臓の硬さ」を同時に測定でき、これらのデータを一部の子どもに行った肝生検の評価と比べた結果、NASHを精度よく診断できることがわかったという。

超音波などを出す装置を腹部に当てると、NASHを判定する指標となる「脂肪の蓄積量」と「肝臓の硬さ」を測定できるそうです。

NASHの正確な診断には、

脇腹に針を刺して肝臓組織の一部を採取する肝生検が必要で、体の負担が大きかった

そうですが、この方法であれば、子どもにも負担がかからず、学校の検診などに組み込むことで、早期発見につながることが期待されます。

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 についてはこちら

脂肪肝の改善方法 についてはこちら







【関連記事】

【関連記事】

肝臓関連ワード

肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所)

肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方

肝炎とは|肝炎(B型・C型・アルコール性)の症状・原因・チェック

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法

NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因

肝硬変とは|肝硬変の症状・原因・食事

肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期)

肝機能障害の症状・原因・食事・肝機能の数値

肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP

ALT(GPT)の基準値|ALTが高い原因

AST(GOT)の基準値|ASTが高い原因

γ-GTPの基準値|γ-GTPが高い原因

胆管とは|胆管がんの症状

胆のうの位置・働き(機能)・病気(胆嚢炎・胆のうがん)

肝臓に良い食べ物|肝臓と食事

亜鉛を含む食べ物・食品|亜鉛不足チェック・摂取量

タウリンとは|タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物

コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事

中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす)