> 健康・美容チェック > 目の病気 > 飛蚊症 > 10代・20代でも発症!?スマホによる目の酷使が原因で飛蚊症を発症する?
【目次】
■スマホで目が酷使されると飛蚊症が発症する?
by Vincent Albanese(画像:Creative Commons)
パソコンやスマホのやりすぎで10代でも発症!飛蚊症とはどんな病気?
(2015/8/31、gooヘルスケア)
飛蚊症は、加齢やストレス、目の病気などが原因でおこります。また、近視の場合も起こりやすいといわれている病気です。パソコンやスマホなどが普及したことで目を悪くする原因が増え、10代や20代でも安心はできません。
スマホ依存で飛蚊症に? 目の端に映る黒い影が気になりはじめたら
(2015/10/13、googirl)
長い時間スマホを操作していると目を酷使することになり、飛蚊症が出てくるリスクが高くなります。
この症状は目の硝子体を曇らせていることが原因になります。
飛蚊症は老化現象によるものがありますが、これらの記事によれば、スマホやPCによって目を酷使することで、10代でも飛蚊症を発症しているのだそうです。
→ 飛蚊症(ひぶんしょう)とは|飛蚊症の原因・症状・治し方・見え方 について詳しくはこちら
■飛蚊症の原因
飛蚊症の原因としては、主に3つに分けられます。
1.生理的なもの
母胎の中にいる時に本来は消えるべき硝子体の中の組織がそのまま残っている場合があります。
2.老化現象によるもの
硝子体が老化や近視眼で収縮し、硝子体と網膜とが離れることで、この時もとの接着部分が硝子体混濁となり、その影が飛蚊症となります。
3.病気によるもの
網膜剥離や網膜剥離の原因ともなる網膜の穴が開くこと、眼底出血などの病気による飛蚊症があります。
■【仮説】スマホで目を酷使すると活性酸素が発生して目を傷つけて飛蚊症になる
なぜスマホやPCで目を酷使すると飛蚊症になるのか、その原因について考えてみたいと思います。
目は私たちの身体の中でも、特に活性酸素の害を受けやすいところだと考えられます。
眼はまぶたを開いているとき、必ず色々な光が入ってきます。
この光の中の青色光と紫外線が活性酸素を発生させる原因となっています。
そして、この活性酸素が目を傷つけて飛蚊症の原因になっていると考えられます。
ただ、飛蚊症の原因について調べてきましたが、はっきりと活性酸素が飛蚊症になっていると書かれていることは少なく、現段階ではあくまで一つの説と考えていたほうが良いようです。
【追記(2015/11/10)】
(2015/11/9、東スポWEB)
ネットやSNS上で若者の「蚊が飛び始めた」という書き込みが増加。
<中略>
「原因は紫外線。紫外線が目に入ると活性酸素を出し、目の中を酸化させてしまう。若者に飛蚊症が増えたなら、スマホ依存で目を酷使しているうちに、スマホの光が紫外線と同じ働きをしたと考えられる」(同眼科医)
この記事によれば、紫外線が活性酸素を発生する原因となって目を酸化させたことが原因とあります。
■「近視」が飛蚊症の原因の一つになる
飛蚊症になりやすくなる原因は「老化」と「近視」!|この差って何ですかによれば、近視が飛蚊症の原因の一つなのだそうです。
健康な人の目の眼球はほぼ丸なのですが、近視の人の目の眼球は楕円形(硝子体の奥行が近視でない人と比べて伸びている形)になっているそうです。
硝子体の奥行が伸びたことで、硝子体が部分的に網膜から引っ張られる力が強くなり、引っ張られる力が強い部分が網膜から離れてしまい、接着していた部分がシワとなり、そのシワに外から入ってくる光が入ってくることで影が出来てしまいます。
これが飛蚊症の症状を起こす原因となっています。
つまり、10代・20代でも飛蚊症が増えている理由としては、スマホで目が酷使されることによって、近視になり、飛蚊症を起こしていると考えられます。
→ 近視 について詳しくはこちら
■まとめ
現時点では、スマホによる目の酷使が飛蚊症の原因になっているとはっきりわかっているわけではありませんが、今の子供たちは長時間スマホを使用しているため、はっきりとわかったころには目に大きなダメージを与えている恐れがあります。
一つの可能性として、目を守るためにもスマホの使用時間を短くしていった方が良いのではないでしょうか。
→ 飛蚊症とは|飛蚊症の原因・症状・治し方・見え方 について詳しくはこちら
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