胃がんの8割がピロリ菌が原因 胃がん対策はピロリ菌除菌を中心に|国際がん研究機関


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■胃がんの8割がピロリ菌が原因 胃がん対策はピロリ菌除菌を中心に|国際がん研究機関

Helicobacter pylori, Gastric Mucosa, H&E

by Ed Uthman(画像:Creative Commons)

ピロリ菌、胃がん原因の8割 検査・除菌の機会が拡大

(2015/11/4、産経新聞)

ピロリ菌に感染すると慢性的な胃炎を起こし、その後に胃潰瘍などを発症し胃粘膜の縮小が進むと、胃がんになるリスクが高まるとされる。こうした事実から、世界保健機関(WHO)の専門組織「国際がん研究機関」は2014年、「胃がんの8割がピロリ菌の感染が原因で、胃がん対策はピロリ菌除菌を中心にすべき」とする報告書をまとめている。

世界保健機関(WHO)の専門組織「国際がん研究機関」の報告書によれば、「胃がんの8割がピロリ菌の感染が原因で、胃がん対策はピロリ菌除菌を中心にすべき」としています。

ピロリ菌が胃がんの原因の一つであり、ピロリ菌を除菌することが胃がん予防につながるといわれています。

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ピロリ菌感染者6000万人!|あさイチ(NHK)によれば、日本人の2人に1人がピロリ菌に感染しているそうで、今回の記事によれば、自治体によっては胃がんを減らすためにも独自にピロリ菌検査を導入するところもあり、厚労省によると全国で6%に上るそうです。

このように胃がん予防にはピロリ菌除菌が有効とされる可能性が高いのですが、ピロリ菌検査は胃がんの死亡率を減らせるかを示す証拠がないとして、日本の胃がん対策にはピロリ菌検査の導入は見送られています。

ただ、日本の胃がん対策は、胃のエックス線検査による胃がん検診が推奨されるだけで、ピロリ菌の検査は入っていない。厚生労働省が9月に公表した「がん検診のあり方に関する検討会中間報告書」では、胃がん対策として新たに胃の内視鏡検査が推奨に加わったものの、ピロリ菌検査は「死亡率減少効果のエビデンス(科学的根拠)が十分ではない」として見送られた。

また、胃がん検診、内視鏡検査の追加を提言 厚労省検討会によれば、胃の内視鏡検査は胃がんの死亡率を減らす効果が認められているそうですが、エックス線検査に比べて、費用がかかったり、検査する医師や医療機関を確保する体制を整備する必要があるようです。

■まとめ

ピロリ菌検査は胃がんの死亡率を減らせるかを示す証拠がないとしても、胃がんの8割がピロリ菌の感染が原因であるならば、早期に除菌を行なって、胃がんになる可能性を一つでもなくすことにつながるのではないでしょうか。

医療費、初の40兆円超え|予防医療に力を入れて医療費を削減しようによれば、高齢化や医療技術の高度化を背景に、2013年度の医療費が40兆円を超えたそうです。

医療費の伸びを抑制するためには、ピロリ菌除菌などをはじめとする予防医療が重要になるのではないでしょうか。

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