by Steve Jurvetson(画像:Creative Commons)
株式会社nanapiが3社統合してSupership株式会社になりました
(2015/11/4、けんすう日記)
インターネットの世界と同化して、インターネットになりたい。インターネットと脳を直結させて、サービスと脳を直結させて、言語化できないあらゆるものもサービスにぶち込んで、おもしろいものができるようにしないと、と思っています。
この記事を読んで思い出したのは、この記事(落合陽一「あらゆる体験は多次元になる」×猪子寿之「高次元で考える」|これからの未来とは)。
これからのキーワードになるのが「高次元で考えること」であり、きっとけんすうさん流に言い換えると、「インターネットになりたい」になるんじゃないのかな。
4次元でも5次元でも6次元でも等価に計算できるコンピュータを基準にして考えれば、今までのイメージの発想を飛び越えたものができてくるはずだと。
そしてもう一つのキーワードは「言語化できない」という言葉。
「言語化できないけど心を動かすものが差異を生み出す」|猪子寿之さんと落合陽一さんの言葉よりでは猪子さんも落合さんも言語化できないものが心を動かすと語っている。
猪子「言語化できないんだけど心が動く」
落合「感動の再現性が言語化されにくい分野こそ差異を生みやすいのです。」
言語化できないものをサービスに組み込むことができれば、それは他のサービスとの大きな差ができ、面白いサービスとなるだろう。
インターネットになって、言語化できないものをサービスに組み込むためにはどうしたらよいかわからないけど、一つ一つ試していくしかないんだろう。
それがファーストペンギンになるということなんじゃないかな。
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【追記(2015/11/5)】
サービスを作り出す側としては、「インターネットになる」ということが必要かもしれない。
だけど、新しいものを作る、アートを生み出すという時には、インターネット(コンピュータ)の枠を超えるという発想が必要なんじゃないかな。