by jonel hanopol(画像:Creative Commons)
■高齢者をボランティアが手助けするサービス
展示会 “Furure of Us” で、スマートシティの形が見えてきた
(2015/12/25、WirelessWire)
Uberのドライバーみたいなものを想定する。高齢者ほかサービスを受ける人は、スマートウォッチなど様々なウェアラブル端末で、健康状態を常に記録されている。もし突然倒れたら、その人の年齢、ふだんの健康状態、倒れたときの情報などが、周辺のボランティアに送られ、急行できる人が現場に向かうことになる。
APPLE WATCHの心拍数を表示する機能によって、17歳の青年の命が救われた!?によれば、Apple Watchの心拍数を表示する機能によって、命が救われたそうですが、シンガポールの展示会では、ウェアラブル端末を付けて、健康状態を記録するようになり、異変が起きたら、周りにいる人が助けるという高齢者や健康不安者の見守りサービスというアイデアが提案されていたそうです。
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■高齢者や健康不安者の見守りサービス+ドローン+AEDというアイデア
このアイデアにもう一つ付け加えるとすれば、ドローン+AED(自動体外式除細動器)を利用することで、早く救急医療ができるのではないでしょうか。
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1.AEDを早く届けることによって、生存可能性が上昇する
2.カメラ、マイク、スピーカーを備えられているため、遠隔地から指示が可能
AEDを使った措置を受けた後、社会復帰をした患者が8年間で30倍以上に増えた|京都大健康科学センターで紹介した京都大健康科学センターの石見拓教授らの研究グループの調査によれば、AEDを使った措置を受けた後、社会復帰をした患者が8年間で30倍以上に増えたことが分かったそうです。
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日本では高齢化社会が進み、老老介護となる未来が着実に近づいています。
その中で、人が人を見守るというのは、国民全員が応急処置の講習を受けることを義務付けるようにするなどハードルが高いものになってしまいます。
そこで、テクノロジーを活用して、応急処置を簡単なものにしていく必要があるのではないでしょうか。
医療従事者の負担を軽減すると同時に、テクノロジーをベースとして人と人が支えあっていくというのが今後の未来に欠かせないことだと思います。
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