by Ville Hyvönen(画像:Creative Commons)
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【目次】
■とにかく明るい安村さんはめまいに悩まされている
明るい安村、めまいに悩まされ医師が「危険」診断 早期検査を勧める
(2016/1/4、デイリースポーツ)
森田医師によるとめまいには3種類あり、「バランス感覚を失う」と訴える安村のめまいはその中で「フワフワタイプ」に分類され、これは脳の異常が原因である可能性があるという。
「フワフワタイプ」はストレス・自律神経の乱れで起こることもあるが、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍といった脳の異常が原因で起こることもあるそうで、森田医師は安村になるべく早く検査を受けるよう勧めた。
とにかく明るい安村さんは、最近、一瞬バランス感覚を失うようなめまいを何度もしているそうです。
どのような病気が考えられるのでしょうか。
■めまいが起こる病気
【耳】
●良性発作性頭位めまい症
最もよく見られる一つが「良性発作性頭位めまい症」だ。起き上がろうとした時など頭を動かす時にぐるぐる回転するめまいが起こる。通常1分以内におさまるが、再び頭を動かすとめまいをぶりかえす。三半規管の奥で加速度や重力をとらえている「耳石」のかけらが何らかの理由ではがれ落ち、動いたり別の場所に沈着したりすることが原因と考えられている。
澤穂希選手の病気は「良性発作性頭位めまい症」によれば、耳の奥にある三半規管内のリンパ流が乱れたことで起こるめまいがあるそうです。
●メニエール病
メニエール病に新治療法 有酸素運動が効果的によれば、メニエール病は、内耳の内リンパ液が過剰になって内リンパ水腫になることで、回転するようなめまいや難聴、耳鳴り、耳の閉塞感がひどくなったりします。
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●突発性難聴
スガシカオさんは2012年10月に右耳に突発性難聴を発症したことを発表しています。
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●前庭神経炎
【脳】
●脳梗塞
●脳出血
●脊髄小脳変性症
●パーキンソン病
【その他】
●自律神経調整障害
例えば、斜視によって、なぜ頭痛やめまいが起きるのか?によれば、外眼筋に疲労が蓄積した状態が続くと、目の中の自律神経に混乱が生じてしまいます。
その自律神経の混乱が、めまい、頭痛、吐き気、倦怠感といった自律神経失調症の症状を引き起こしてしますのです。
●起立性低血圧
低血圧とはによれば、低血圧には、急に立ち上がった時に立ちくらみを起こす「起立性低血圧」というものもあります。
原因は、「心臓のポンプの働きが弱いのではなく、血圧を調節している脳の視床下部にある血圧調節中枢の応答が悪いこと」です。
食事をすると血液が胃に集まり、脳の血液が不足してクラクラしてしまうのだそうです。
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●不整脈
●貧血
貧血の症状の中にもめまいが現れます。
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●猫背
日本人は猫背になりやすい!?|猫背が引き起こす体の不調・1秒で猫背が改善する方法によれば、猫背が原因となって、肩こり・頭痛・腰痛・疲れやすい・便秘・めまい・不眠といった症状を引き起こします。
●ストレートネック
スマホ症候群チェック|あなたは「スマホ症候群」かもしれませんによれば、ストレートネックによって、肩こりや首痛はもちろんのこと、頭痛やめまい、腕のしびれや肩が上がらないなどの症状を引き起こします。
●うつ
不眠は「うつ」のサイン?|睡眠不足が続く人は「鬱」状態になる率が高くなるによれば、2週間以上眠れない日が続く、食欲がなく体重が減っている、だるくて意欲がわかない、頭痛、めまいというのが鬱の自己チェック方法となっています。
●冷え
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●眼精疲労
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●更年期障害
このように様々な要因によってめまいという症状があるため、検査をしないとわからないようです。
■正確な診断には検査前の問診が重要
(2015/10/6、アピタル)
□めまいが起こった時刻
□どこで何をしていたときか
□体の姿勢や動きはどうだったか
□体や頭の動きに伴って生じたのか、じっとしていて生じたのか
□景色が回ったのか、自分の回転感覚だけか
□持続時間
□しびれや頭痛はあったか
□耳鳴りや耳が詰まったような感覚があったか
□吐き気や嘔吐があったか
□落ち着いていった時間
□繰り返すめまいか単発か
□過労やストレスの程度
□肩こりや首のこりの程度
□睡眠の具合
□既往症や服薬の有無
日本大医学部付属板橋病院の野村泰之診療准教授(耳鼻咽喉科)による
こちらの項目を参考に、症状をメモしておくことが治療に役立ちます。