by jedydjah(画像:Creative Commons)
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【目次】
秋田の高校生「寒いけどコート着ない」関東民「なぜ着ない!?」(togetterまとめ)が話題になっているそうです。
■なぜ秋田の高校生は寒いけどコートを着ないのか?
内容を簡単にまとめると、学校側は防寒のためにコートの着用を呼び掛けているものの、学生は「みんなが着ていないから着ない」「ひ弱に見える」「目立ちたくない」という理由からコートを着ないということなのだそうです。
97%の大学生が場の空気を読んで、自分の意見を言わないことがある!?によれば、多くの大学生が場の空気を読むことや人の顔色をうかがうことを重視していることがわかったそうです。
今の時代は場の空気を読むことを重視しているので、目立たないことを大事にしているようです。
また、「やせたい!」と悩む男性が急増している理由とは!?で紹介した愛光病院の浦上涼子さんらの研究によれば、自分に自信を得るためや健康になるために「痩せたい」と思っている男性が多いそうです
若い男性にとっては健康であることが自信につながることから「ひ弱に見える」というのは避けたいことなのかもしれません。
■なぜ低体温・冷えが健康に影響を与えるのか?
理想的な平熱は36・5度とされます。
この体温に満たない「低体温」の若者が増えているそうです。
1度下がると、自律神経の働きは大きく低下します。
冷えは頭痛や肩こり、便秘、消化不良といった症状のほか、不安やイライラなど心の面にも表れます。
慢性的になると、女性の生理痛や生理不順、不妊、男性の生殖能力の低下につながるとの指摘があります。
生活習慣病の一因になるとも言われています。
女子高生のスカート禁止スラックス義務付けと冷え・低体温の関係(2011年)では、冷え・低体温を防ぐ必要があるためにスカートを禁止してスラックス着用を義務付ける動きが広がっているというものがありました。
低体温・冷えが慢性的になると、女性の生理痛や生理不順、不妊、男性の生殖能力の低下につながるとの指摘があり、また生活習慣病の一因になるともいわれていることを心配しているのでしょうね。
→ 生理不順(月経不順)の原因・対策 について詳しくはこちら
→ 生理痛の症状・原因・緩和する方法 について詳しくはこちら
低体温で悩む女性が増加中!34度台、35度台も!によれば、平熱が35度台ということも多く、中には34度台という低体温の人もいるそうです。
本来、私達人間の体温の平均は36.5℃くらいであり、37℃-36.5℃は体内の酵素が最も活性化され、働いてくれる温度です。
体温を上げると健康になる?|体温と免疫力の関係とは?によれば、「体温を上げると健康になる」の著者である齋藤真嗣医師によれば、「体温が1度下がると免疫力は30%低下する」そうです。
低体温になると、酵素の働きが低下するため、免疫力が低下します。
かぜ等のウイルスに感染すると、通常は体温を上げてウイルスを死滅させようとしますが、低体温では内臓の温度が上がりにくく、抵抗力が弱まり、かぜが治りにくくなります。
→ 低体温の改善・原因・症状・病気 について詳しくはこちら
■まとめ
学校側と学生側はもっと話し合った方がいいのではないでしょうか?
そして、それを規則にするのではなく、学生側の自主的な選択に任せるというのがいいと思います。
今回の記事では、横並び意識があるというネガティブなものでしたが、学生側としては、
「3年間しか着られない制服だから」
と制服に対する思い入れがある人もいるでしょう。
ただ、それでも生徒の健康を心配する学校側の気持ちもわかりますので、なぜ大人たちが心配するのか、身体のことを知る一つの機会にしてほしいですね。
そして、冷えを防ぎつつも、おしゃれも楽しめるという方法(例えば、厚手のタイツとインナーを着るなど)が見つかればさらにいいですよね。
P.S.
■低体温改善方法
冷たい食べ物や甘い食べ物をあまり食べないようにする
糖分には体を冷やす作用があり、低体温の原因となるので、できるだけ食べないようにする。
温かい飲み物を飲んで低体温改善!
旬の野菜や果物を摂取して低体温改善!
食べない系ダイエットは避ける
食事をすると、体内に吸収・分解される際に、熱が発生します。
食事誘発性熱産生といいます。
たんぱく質は熱に変わりやすいので、たんぱく質の摂取を忘れない
基礎代謝をアップして痩せやすい身体を作る4つの方法によれば、筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。
低体温の人が増えている理由の一つには、デスクワークが増えたり、運動する機会が減るなどして、筋肉量が減少していることが挙げられます。
たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉を付けたいですね。
運動で低体温改善!
運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、低体温の原因となるので、積極的に運動して筋肉を鍛えましょう。
第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなります。
また筋肉を使うことで体温が上がります。
ウォーキングやスクワット・スロトレなどがオススメ。
お風呂にゆっくり浸かる
お湯に浸かると、身体が温まり、血液の循環がよくなり、疲れもとれ、健康にもダイエットにも効果的。
また、ストレスがかかりやすい現代人の生活の中ではリラックスする方法としてもお風呂の時間を大事にしたいものです。
お風呂にゆっくりつかることで体が温まるだけではなく、リラックスすることで自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが整うことが期待されます。
さらには、低体温になると、血流が悪くなり、肌に栄養がいきわたらず、老廃物の代謝が低下してしまうため、肌の不調が出てくるので、美容のためにも、お風呂にゆっくりつかるのはよいのではないでしょうか。
●オススメ入浴法:ストレッチ入浴法
40度~42度のちょっと熱いと感じる程度のお湯を用意し、入浴時間は10分間。
最初の5分は寝るようにして首までしっかり浸かり、残りの5分は起き上がり座った姿勢で胸元を出してリラックス。
※入浴前は足元からかけ湯を行うこと。
1.お湯は40~42℃で2分間首まで浸かる。
2.2分経ったら上半身のストレッチ
両肘を後ろに突っ張り胸をはる
左右の肩甲骨をくっつけるように背筋を伸ばし5つ数える(2回)
(思いっきり力を入れて背筋を伸ばすのがポイント)
3.下半身のストレッチ
入浴から5分後起き上がり胸元まで体を出す
坐禅のように脚を組む
足の指先を手で握り引き寄せるように足指を伸ばす
5つ数えたら手を離し足を伸ばす。(2~3回)
(足を伸ばすことで血液がしっかり流れる)
4.10分たつまでゆっくり浸かる
【参考記事】
お酒の飲みすぎに気をつける
タバコを控える
タバコは急激に血管を収縮させてしまい、血液の流れが悪くするともに基礎代謝も低下させてしまうためです。
冷え性のツボ
・下腹の冷え解消・更年期障害・月経不順のツボ:三陰交(さんいんこう)
マッサージ
冷えと肌荒れに共通するのが、血行不良。
冷えは血行不良が原因の一つであり、血行が悪いと新陳代謝が落ちるため、肌荒れが起きやすくなるそうです。
また、ユースキン製薬が男女約800人に調査したところ、かかと荒れがある人のうち約8割が「冷えの自覚がある」と答えています。
冷えと肌荒れ防止のために、マッサージクリームを使ってマッサージをすると、冷え対策・肌荒れ対策になり一石二鳥ですよね。
特に、ふくらはぎのマッサージを入念にやるとよいそうです。
ふくらはぎは血液を送るポンプの役割を果たしていて、ふくらはぎをマッサージをするとその機能を補うことが出来ます。
【参考記事】
→ 体温を上げる方法!温活・低体温改善方法(食事・運動) について詳しくはこちら。
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