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> 健康情報 > 健康・美容チェック > 肝臓 > 肝臓の病気(肝臓病) > 世界初!iPS細胞から“ミニ肝臓”作製に成功!(谷口英樹さん)|夢の扉+ 1月24日
■世界初!iPS細胞から“ミニ肝臓”作製に成功!(谷口英樹さん)|夢の扉+
2016年1月24日放送の「夢の扉+」では、「世界初!iPS細胞から“ミニ臓器”作製に成功!(谷口英樹さん)」を取り上げるということです。
(2013/7/23、日本経済新聞)
(2015/2/3、東洋経済オンライン)
横浜市立大学の先端医科学研究センター内では、世界唯一の「ヒト臓器製造システム」の構築が進む。全自動ではなく、人の作業をロボットが支援する「トヨタ方式」を採用してiPS細胞(人工多能性幹細胞)から直径5ミリメートルほどの“ミニ肝臓”を大量に作り、将来的に肝不全の治療に役立てる予定だ。
横浜市立大学の谷口英樹教授が開発しているのは、iPS細胞から”ミニ肝臓”を量産する技術です。
ミニ肝臓を大量に作ることで、将来的に肝不全の治療に役立てようとしているそうです。
■ミニ肝臓とは?
これまで多くの研究者はiPS細胞から「肝細胞」を作ることを目標としてきましたが、最終的に出来たものの品質が悪く、また大量生産が難しく、治療法としても臓器移植よりも良い結果が出るかどうかは不明だったそうです。
そこで、谷口教授は発想の転換を図って考えたのが、「ミニ肝臓」です。
人での臨床研究も2019年をめどに開始するということで、大変期待されているようです。
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