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千秋さん、お菓子の食べ過ぎで肝臓がおかしくなったと告白!

千秋 お酒もたばこもしないのに…人間ドックでの驚きの診断結果 大好物全面禁止も「土日だけに」(2026年10月13日、スポニチアネックス)によれば、2026年10月12日放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」に出演した千秋さんは、人間ドックを受けた結果、お酒もたばこもしないのに、お菓子の食べ過ぎで肝臓の数値は悪くないもの、肝臓の色がおかしくなり、お菓子を禁止しているそうです。

【家庭料理の視点から】名取裕子さん、肝臓の数値が悪くて4キロダイエットしたら正常値に!原因は甘いものの食べ過ぎ!によれば、名取さんはお菓子や果物といった甘いものの食べ過ぎで肝臓の数値が悪くなったそうです。

ななまがりの初瀬悠太さん、健康診断で「肝臓に脂肪肝」が発覚!間食をやめて7kgダイエットによれば、ななまがりの初瀬悠太さんは健康診断で『肝臓が脂肪肝(中性脂肪が過剰にたまった状態)』と診断されたので、間食をやめてダイエットをして7キロほど痩せたそうです。

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■肝臓を悪くするのは甘いものの食べ過ぎが原因の可能性

【あさイチ】女性が注意したい脂肪肝の原因(甘いものの食べ過ぎ)|オリーブオイルと脂肪肝|肝臓を守る方法は「おさかなすきやね」によれば、甘いもの(糖質)の摂りすぎも脂肪肝の原因となり、間食は食べ物の選び方次第では問題ないと思いますが、比較的おやつには糖質が多いですよね。

糖質は肝臓で体のエネルギー源である中性脂肪に合成されるので、適量の摂取は必要ですが、食べすぎは脂肪肝になってしまいます。

また、飲み物にも注意が必要で、甘い飲み物も脂肪肝の原因となるのですが、脂肪肝の人は水を飲まない人が多い傾向にあるそうです。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

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■家庭料理の視点から肝臓に良い食事

肝臓にやさしい食生活のための8品目はおさかなすきやね(オサカナスキヤネ)で覚えましょう!

オ:オリーブオイル
サ:魚類
カ:海藻類
ナ:納豆
ス:酢
キ:キノコ
ヤ:野菜類
ネ:ネギ類

■まとめ

脂肪肝の主な原因はアルコールじゃない!?脂肪肝の主な原因とは?によれば、糖質は肝臓で体のエネルギー源である中性脂肪に合成されるので、適量の摂取は必要ですが、食べすぎは脂肪肝になってしまいます。

お菓子などの甘いものはもちろん、お米やパンなど炭水化物の食べすぎも注意が必要です。

肝臓に脂肪が蓄積した脂肪肝になると、肝炎や肝硬変などの肝臓の病気になるリスクが高まり、ついには肝臓がんを引き起こす可能性があるといわれています。

脂肪肝を予防するためにも、糖質に気を付けること、早食いを気を付けること、運動を継続して行うことを心掛けてくださいね。

【補足】

肝臓に良い食事で一番いいのは体に良くておいしいものを続けていくことですよね。

それこそが無理なく続くコツだと思います。

それって家庭料理と同じなんですよね。

家庭料理の考え方については、こちらの記事でまとめています。

→ なぜ「ばあちゃんの料理」は体にやさしいの?─家庭の知恵から考える、食と健康

※ばあちゃんの料理が続いてきた理由は、特別な栄養学ではなく、“無理なく続く味”だったからです。







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

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この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

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「川島明さん『肝硬変の一歩手前』と警告された過去|肝臓は悪くなっても気づきにくい?」

2020年10月1日放送のテレビ東京系「主治医が見つかる診療所」に出演した麒麟・川島明さんは、当時、肝臓についてかなり厳しい指摘を受けたことを、後に2026年10月5日放送のテレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」で振り返っています。

川島さん本人の振り返りによると、当時は「肝臓悪いランキング」でベテラン芸能人が多数いる中でダントツ1位。「100点満点で8点みたいな」「肝臓爆発寸前」といった表現で紹介され、スタジオの照明まで真っ赤になるほどだったそうです。

具体的な血液検査の数値(AST/GOT、ALT/GPT、γ-GTPなど)の公表値については確認できませんが、番組終了後には医師たちから飲酒をやめるよう強く勧められ、「肝硬変の一歩手前」と指摘されたことを川島さん自身が振り返っています。

当時はコロナ禍で、自宅で一人で多量のお酒を飲む生活が続いていた時期だったそうで、番組出演が生活を見直す一つのきっかけになったようです。

では、ここでちょっと気になることがあります。

肝臓がそこまで悪くなるまで、自分では気づかないものなのでしょうか?

■肝臓は悪くなっても気づきにくい?

肝臓について「沈黙の臓器」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

肝臓には大きな予備能力があるため、異常があっても自覚症状だけでは気づきにくい場合があります。

つまり、

「特に体調は悪くないから、肝臓も問題ないだろう」

とは必ずしも言えないわけです。

そこで重要になってくるのが、健康診断などで行われる血液検査です。

■健康診断のAST・ALT・γ-GTPって何?

健康診断の結果を見ると、

AST(GOT)
ALT(GPT)
γ-GTP

などの項目があります。

名前は見たことがあっても、

「結局、何を表しているの?」

と思っている人も少なくないのではないでしょうか。

ASTやALTは、肝臓をはじめとする細胞が障害を受けたときに血液中で増えることがある酵素です。

特にALTは主に肝臓に存在するため、肝臓の状態を知るための重要な手がかりの一つになります。

一方、γ-GTPは飲酒との関係で知られることの多い検査項目で、肝臓や胆道の状態をみる際の手がかりになります。

ただし、これらの数値一つだけで「肝臓病である」「肝硬変である」と判断できるものではありません。

検査値に異常がある場合には、ほかの検査結果や飲酒習慣、肥満、服用している薬なども含めて医療機関で判断することが大切です。

■「お酒を飲まないから大丈夫」とは限らない

川島さんのエピソードを読むと、

「たくさんお酒を飲んでいたから肝臓が悪くなったんでしょう?」

と思うかもしれません。

しかし、ここでこの記事を終わらせてしまうのはもったいありません。

肝臓の問題は飲酒だけに関係するものではないからです。

近年よく知られるようになっているのが、脂肪肝です。

脂肪肝には飲酒が関係するものだけでなく、肥満や食生活、運動不足、糖尿病などの代謝異常と関連するものもあります。

そのため、

「私はお酒を飲まないから肝臓は大丈夫」

と安心するのではなく、健康診断で肝機能の数値に異常を指摘されていないか確認することが大切です。

■脂肪肝を放置していいわけではない

脂肪肝というと、

「肝臓にちょっと脂肪がついているだけ」

というイメージを持っている人もいるかもしれません。

しかし、一部では肝臓の炎症や線維化が進み、さらに肝硬変などへ進行する場合があります。

もちろん、脂肪肝の人すべてが肝硬変になるわけではありません。

だからこそ大切なのは、自分で「大丈夫」「危険」と判断するのではなく、健康診断などで異常を指摘されたら、その原因や現在の状態を確認することです。

→ 肝硬変 について詳しくはこちら

■川島明さんのエピソードから私たちが学べること

川島明さんの話で本当に注目したいのは、

「芸能人が肝臓の数値を指摘された」

という話そのものではないのかもしれません。

それよりも、

自分では大丈夫だと思っていても、健康診断や血液検査をきっかけに生活習慣を見直すことがある

という点です。

健康診断の結果を受け取ったものの、

「そういえば去年ASTやALTが高かった気がする」

「γ-GTPに印が付いていたけど、そのままにしていた」

という人はいないでしょうか。

症状がないからといって、健康診断の結果まで放置していいとは限りません。

川島さんにとってテレビ番組での検査が生活を振り返るきっかけになったように、私たちにとっては年に一度の健康診断が、自分の生活習慣や肝臓の状態について考えるきっかけになるのではないでしょうか。







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単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

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同じ10%の体重減少でも、食事の種類で肝臓と血糖の改善が違う|ケトジェニック食・地中海・低脂肪食を比較した最新研究

Cell Metabolism誌に2026年に発表されたランダム化臨床試験のタイトルは「体重減少時の心臓・代謝への効果に、食事の栄養素バランス(炭水化物・脂肪・タンパク質の割合)がどう影響するか」という内容の研究。

■研究の背景

肥満で「代謝的に不健康」な人(肥満+前糖尿病+脂肪肝)が体重を減らすと、血糖やインスリン、肝臓の脂肪などが改善します。

しかし、同じくらい体重が減っても、食事の種類(炭水化物が多いか少ないかなど)によって改善の度合いが違うのかはよくわかっていませんでした。

そこで研究者たちは、人気のある3種類の食事で約10%の体重減少を起こし、心臓・代謝の指標(特に肝臓やインスリンの働き)を比較しました。

※前糖尿病とは、血糖値が正常値よりも高いものの、糖尿病と診断される基準には達していない中間段階の状態で、境界型糖尿病や糖尿病予備群と呼ばれています。

■研究の方法

18〜55歳の肥満で前糖尿病と脂肪肝がある人たちを対象に、3つのグループに分けました。(すべてカロリーを制限して体重を約10%減らすように調整。)(最終的に約42人が完了)

1)超低炭水化物ケトジェニック食:炭水化物約4%、脂肪約73%、タンパク質約23%(ほぼ炭水化物を極端に減らしたケトン食)。
2)地中海食:炭水化物約50%、脂肪約35%、タンパク質約15%。
3)植物性中心の低脂肪食:炭水化物約70%、脂肪約15%、タンパク質約15%。

期間は平均約5ヶ月程度。体重減少量は3グループでほぼ同じ(約10%)。

主な測定項目:筋肉と肝臓のインスリン感受性、肝臓の脂肪量、血糖・インスリンの1日の動き、HbA1c(長期の血糖指標)など。

■結果

●体重減少と筋肉のインスリン感受性に関しては、3グループともほぼ同じくらい改善(筋肉のインスリン感受性は約50%向上)。体重を減らすこと自体が大切だということが確認されました。

●肝臓のインスリン感受性の改善は、ケトジェニック食で他の2倍〜3倍大きかった。

●肝臓の脂肪量の減少は、ケトジェニック食で約67%減、他の2グループは約45%減。

●肝臓での新しい脂肪の作り方の低下もケトジェニック食で最も大きかった。

●1日の血糖やインスリンの値、HbA1cの低下もケトジェニック食で最も大きかった。

●前糖尿病の改善(寛解)率もケトジェニック食で高かった(ケト約50%、地中海約29%、植物性低脂肪約7%(報告値))。

●LDLコレステロールやアポリポタンパクB、1日の中性脂肪の値にはグループ間で大きな差はなし。

今回の研究では、同程度の体重減少を達成した条件で比較すると、ケトジェニック食のグループでは、特に肝臓の代謝や血糖に関する一部の指標で、ほかの2つの食事グループより大きな改善がみられました。

■まとめ

今回の研究で分かったことは、1)体重を減らすこと自体はどの食事でも代謝をよくすること、2)食事の栄養素のバランス(特に炭水化物をどれだけ減らすか)によって異なること、3)特に脂肪肝や前糖尿病がある人では、ケトジェニック食が肝臓の健康により効果的な可能性があることです。

【参考文献】
Petersen MC, et al.
Effect of diet macronutrient content on the cardiometabolic response to weight loss: A randomized clinical trial
Cell Metabolism, 2026; 0

■補足

ケトジェニックダイエット(糖質制限+脂質を主なエネルギー源とする食事法)を長期的に続けると高脂血症や脂肪肝、糖尿病のリスクが高くなる可能性!によれば、ケトジェニックダイエットが短期的には体重減少に効果的でも、長期的に続けると、高脂血症や脂肪肝、耐糖能異常(糖尿病のリスク増加)といった健康リスクを引き起こす可能性があります。

ケトジェニック食は「良い・悪い」と一括りにするのではなく、対象となる人、目的、実施期間などによって分けて考える必要がありそうです。

ハクライドウでは以前、ケトジェニックダイエットを長期間続けたマウスで、高脂血症、肝機能障害、耐糖能異常などがみられた研究を紹介しました。

今回紹介した研究だけを見ると、「ケトジェニック食は脂肪肝や血糖改善にいい」という印象を持つかもしれません。

以前の記事とは反対の結果のようにも見えます。

ただし、2つの研究は同じ条件で行われたものではありません。

以前紹介した研究はマウスを対象に長期的なケトジェニック食の影響を調べた研究です。

一方、今回紹介したのは肥満、前糖尿病、脂肪肝のある人を対象として、減量時の食事の栄養素バランスによる違いを調べたランダム化臨床試験です。

そのため、この2つの研究だけから「ケトジェニック食は良い」「悪い」と単純に結論づけることはできません。

■健康習慣として考えたいこと

今回の研究から考えてみたいのは、

「健康に良い食事は一つなのだろうか?」

ということです。

ある人に、ある目的で、ある期間行った食事が有効だったからといって、すべての人が同じ食事を長期間続ければ同じ効果が得られるとは限りません。

また、一つの研究で「良い」という結果が出たからといって、一生その食生活を続けた方がよいという意味でもありません。

健康情報を見ると、

「○○は体に良い」

「○○は体に悪い」

と二択で考えてしまいがちです。

でも実際には、

誰が?

何のために?

どのくらいの期間?

という条件によって、結果の意味は変わってきます。

健康習慣も同じではないでしょうか。

「良い・悪い」だけで決めるのではなく、「今の自分の目的や体の状態に合っているかな?」と、ときどき見直してみる。

それも健康習慣の一つなのかもしれません。

※肥満、前糖尿病、脂肪肝などがある場合の食事療法については、自己判断で極端な食事制限を行うのではなく、医師や管理栄養士などの専門家に相談してください。







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【肝臓寿命】肝臓が寿命を決める!?肝機能低下と死亡リスク/なぜ肝臓が全身の老化・寿命に深く関わるのか?




「肝臓が寿命を決める」「肝臓寿命」という視点で、最新の論文ベースで調べてみました。

肝臓とは|肝臓の働き・機能・位置(場所) について詳しくはこちら

1. 肝機能低下と死亡リスク・寿命短縮の直接的な証拠

肝臓の状態を示す血液検査値(ALT・AST・γGTP・アルブミンなど)や、代謝異常関連脂肪性肝疾患(MASLD ※旧NAFLD)の有無は、全死亡リスクと明確に関連します。

多くの大規模研究において、肝酵素値の異常やMASLDの存在が、全死亡・心血管疾患・がんのリスクを高めることが分かっています。

●脂肪肝と余命への影響

スウェーデンの大規模全国コホート研究では、MASLD患者の全死亡リスクは一般人口に比べて約1.85倍高く、平均余命が約2.8〜3年短縮すると報告されています。

脂肪肝があるだけで、心血管疾患や肝外がん(肝臓以外のがん)など、ほぼすべての主要死因でリスクが上昇する傾向が見られます。

●AST上昇と余命のリスク

AST(GOT)が40 IU/L以上に上昇した場合、統計上、余命が10年以上短縮する可能性を示した研究もあります(ALT上昇よりも強いリスク要因とされています)。

※これらは集団全体の統計データに基づく傾向であり、早期に生活改善や治療を行うことでリスクを下げることが可能です。

●高齢者における低ALT値の注意点

高齢者の場合、ALT値が低すぎる状態もフレイル(加齢による虚弱)やサルコペニア(筋肉量の減少)と関連し、死亡率を高める傾向(J字型・U字型の関連)が指摘されています。

●肝線維化(重症度)と生存率

肝臓の線維化(硬化)が進むほどリスクは飛躍的に高まります。

・F0〜F2(軽度〜中等度):10年生存率 約89〜93%
・F4(肝硬変):10年生存率 約51%程度に低下
・非代償性肝硬変:移植を行わない場合の平均生存期間は2〜3年と著しく低下します。

【主な参考文献・根拠データ】
Shang Y et al., Hepatology 2022 / Issa G, Shang Y, Hagström H et al., Journal of Hepatology 2025:スウェーデン全国コホート(MASLD患者で全死亡HR 1.85、平均余命約2.8年短縮)
American Journal of Gastroenterology:肝酵素(AST)上昇と全死亡の関連(AST ≥40 IU/Lにおける予後影響)

つまり、肝機能の低下や脂肪肝の進行は、全身の寿命を直接的に左右する要因と言えます。

2. なぜ肝臓が全身の老化・寿命に深く関わるのか?

肝臓の老化メカニズムには、酸化ストレス、細胞老化(セネセンス)、慢性炎症(インフラメイジング)、ミトコンドリア機能障害、線維化などが複雑に関与しています。

これらの変化は、肝臓本来の「代謝」「解毒」「タンパク質合成」「免疫調整」といった機能を低下させ、結果として全身の健康を脅かします。

●代謝・抗老化に関わる因子(FGF21など)

・FGF21の働きと抵抗性:肝臓で主に産生されるホルモン「FGF21」は、代謝を整え寿命延長に寄与することが示されていますが、加齢や疾患によって効きにくくなる(抵抗性が生じる)ことが分かっています。

・SASP(老化関連分泌表現型):老化した肝細胞やマクロファージが炎症物質を放出(SASP)することで、肝臓内だけでなく全身に炎症や線維化を引き起こします。

●加齢と肥満による肝臓の変化

加齢に伴い、肝血流の減少、再生能力の低下、解毒能の減退が起きます。

これらは高血圧・糖尿病・肥満・過度の飲酒によってさらに加速します。

特に肥満の影響は大きく、BMIが10上昇するごとに肝臓のエピジェネティック年齢(遺伝子レベルの細胞年齢)が約3.3年加速する(Horvathらの研究)ことが報告されています。

3. 肝臓の機能低下は全身に波及する(臓器ネットワーク)

肝臓は「体の代謝の中枢」であり、さまざまな臓器と密接に連携しています。

●臓器連関の重要な役割(心肝連関・腸肝軸・肝腎連関)

肝臓が悪くなると、連鎖的に心臓や血管、腸、腎臓などの機能にも悪影響が及びます。

腸内環境の乱れが肝臓に負担をかけ、肝臓の不調がさらに腎臓や心血管系に波及する「悪循環」が知られています。

●脂肪肝の主な死因

MASLD(脂肪肝)において、実は肝障害そのものによる死亡以上に、心血管疾患(心筋梗塞・脳卒中など)や肝外がんが主要な死因となる点が大きな特徴です。

4. 肝臓の機能を守り、健康寿命を延ばすために

肝機能が良好に保たれている人は、代謝異常や慢性炎症が少なく、死亡リスクが低いことが大規模研究から示されています。

結果として、生活の質(QOL)も保たれやすい傾向があります。

●今日からできる肝臓ケア

・体重管理と生活習慣改善:内臓脂肪の減少、血糖・脂質・血圧のコントロール。
・適切な食事バランス:加工食品や過剰な果糖(清涼飲料水など)を控え、地中海式食事などの抗炎症的な食生活を心がける。
・適度な運動と節酒・禁煙:アルコールの節制または禁酒、禁煙の実践。
・定期的な健診と早期発見:血液検査(ALT・AST・γGTP・アルブミン・血小板など)に加え、必要に応じて線維化マーカーや超音波(エコー)検査を受ける。

■まとめ

肝臓を「全身の健康を支える代謝の中枢」と捉え、肝臓に負担をかけない生活習慣をつくることが、結果として全身の老化を遅らせ、健康寿命を延ばす大切な一歩です。

脂質・糖分の過剰摂取や過度のアルコールを避け、適度な運動と体重管理で肝臓を守っていきましょう。

脂肪肝の症状・原因・対策  について詳しくはこちら

【関連記事】
【たけしの家庭の医学】大豆のβコングリシニンがFGF21を増加させ脂肪肝改善!大豆製品の摂取量!

【腎臓寿命】腎臓が寿命を決める!?腎機能低下と死亡リスク/なぜ腎臓が全身の老化・寿命に深く関わるのか?







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友近さん、毎年肝臓の数値が良くないので食生活を見直し、食事の改善と30分の早歩きで1か月で体重4.5kgを落とす




友近さん(53)の“大親友”で外見がうり二つの自称大物演歌歌手・水谷千重子さんは自身のインスタグラムで、健康診断や人間ドックで毎年肝臓の数値がよくないから食生活を見直しているそうで、野菜、鶏胸肉、蒸し料理、納豆、酢の物を作って1か月続いているそうです。

食事の改善と30分の早歩きで1か月で4.5kg体重が落ちたそうです。

→ 肝臓の数値(肝機能数値)|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP について詳しくはこちら

1)【家庭料理の視点から】現在の体重の約7%減少させると脂肪肝が改善する!で紹介した肝臓外科医の尾形医師によれば、脂肪肝(脂肪肝炎)を治すポイントは食べ方を変えて体重を減らすことで、具体的には現在の体重の約7%を減少させると、脂肪肝が改善することがわかっているそうです。

友近さんの元の体重が何キロかはわかりませんが、脂肪肝の改善につながっているのではないでしょうか?

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

2)週250分の運動で脂肪肝改善 「やせなくても効果あり」|筑波大【論文・エビデンス】

筑波大の研究グループによれば、肥満の人は、週250分以上早歩きなどのやや強めの運動をすると、体重が減らなくても、肝臓に蓄積した脂肪が減少したり、善玉コレステロールや肝臓の炎症を防ぐ物質「抗炎症性アディポカイン(adiponectin)」が増えていること、肝臓の貯蔵鉄(ferritin)と過酸化脂質(TBARS)の減少がわかったそうです。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

■まとめ

肝臓に脂肪が蓄積した脂肪肝になると、肝炎や肝硬変などの肝臓の病気になるリスクが高まり、ついには肝臓がんを引き起こす可能性があるといわれています。

脂肪肝の改善には食事の改善と運動が大事で、体重が減ると脂肪肝のリスクが減るだけでなく、体重が減少しなくとも、運動を継続して行うことが脂肪肝の改善につながるということがわかっています。

脂肪肝の改善・予防のためにも、毎日30分早歩きする習慣を持ってみてはいかがですか?

→ 脂肪肝の改善方法 についてはこちら

脂肪肝の効果的な予防法にはタウリンが豊富な牡蠣がおすすめなのだそうです。

→ タウリンとは|タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物 について詳しくはこちら

→ 牡蠣(カキ)の栄養 について詳しくはこちら

タウリン・亜鉛・アミノ酸サプリ

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