by AFS USA(画像:Creative Commons)
知りたいことは「Twitter」「Instagram」で検索–友達の言葉を鵜呑みにする10代
(2016/2/20、cnet)
10代の子達は、ソーシャルメディアにおける検索結果も鵜呑みにする傾向にある。ソーシャルメディアの情報源と言えば、友人だったり、ネット上の匿名の人物だったりすることが多い。
10代は検索サービスにTwitterやInstagramを活用しているそうで、フォローしているのは、友達や有名人(ネット上の有名人も含む)です。
こうしたサービスの良いところは、今興味があることに関する情報を自分が信用している人から得られるというところにあります。
自撮り(SELFIE)を活用してダイエットの成功率を上げる!?によれば、、人は近くに住んでいる人よりも社会的な絆が強い人の影響を受けやすいのだそうです。
また、自分の周りの人を幸せにすること=自分が幸せになる方法で紹介した「スタンフォードの自分を変える教室」(著:ケリー・マクゴニガル)にはこう書かれています。
新品価格 |
私たちが愛情や尊敬や親しみを抱いている人たちのことを考えるときは、私たちの脳はその人たちのことを「自分とは違うもの」としてとらえるのではなく、自分と同じものとみなします。
自分が大事だと思っている人は、「自分」の中に含まれているからこそ、社会的絆の強い人の影響を受けやすいと考えるのが自然ですね。
しかし、怖い側面もあります。
ネタ元の情報の正しさがわからないまま拡散されてきた情報をそのまま鵜呑みにしてしまうということがあるからです。
そして、またその情報を自分が拡散してしまうこともあります。
こうしたことは、10代の子たちだけでなく、20代以上の人も同じようなことがありえます。
情報を見極めるための目を養うために、どんなことをしていくことが必要なのか一緒に考えていくことが重要になるのではないでしょうか。
【関連記事】
- インフルエンサーマーケティングは影響力の大きいインフルエンサーにとっての諸刃の剣!?|インフルエンサーが信用を失うとき「情報の終焉」が起こるかもしれない!?
- 個人ブロガーやアフィリエイターは新しいメディア・SNSのインフルエンサーから学ぼう!
- ヤフー、「Yahoo!検索」で国立がん研究センター提供のがん情報を掲載開始|検索エンジンの未来は「ディレクトリ型」or「ナレッジグラフ型」?
- なぜ人はSNSのデマや陰謀論をシェアして拡散してしまうのか?
- なぜ「正確」とされたコンテンツよりも「誤解を生む」コンテンツのほうが拡散されやすいのか?
- ネットでの健康情報検索は有名人・セレブのニュースに左右される!
- 大手メディアの情報を優先するGoogleと個人のつながりを優先するFacebook|メディアのような影響力を持つ個人のインフルエンサーの価値が高まる?
- 10代の有権者はSNSの情報に対する信用度が低い!?
- 知りたいことは全部「友達」が教えてくれた|10代はソーシャルメディアの言葉を信じてしまう
- 若者はインターネットの検索結果に対して、そのまま信じてしまう傾向がある!?
- 医者や病院よりもモバイルアプリやオンラインコミュニティを信頼する時代が来る?
- 英国のEU離脱後の経済危機をインターネット・SNSが増幅してしまう!?
- 10代が「INSTAGRAM」「TWITTER」で検索するのは「今」「リアル」というモノの価値観が高くなっているから
- WIKIPEDIAの病気に関するページの9割が間違い!?|米医師調べ