「車椅子ユーザー同士が体験をシェアできる、世界最大のプラットフォームを作りたい!」|「みんなでつくるバリアフリーマップ」織田友理子さんによるプレゼンテーション

Wheely on Tour in Hamburg

by SOZIALHELDEN(画像:Creative Commons)




■「車椅子ユーザー同士が体験をシェアできる、世界最大のプラットフォームを作りたい!」|「みんなでつくるバリアフリーマップ」織田友理子さんによるプレゼンテーション

以前「世界をよくするスピードをあげよう。」|GOOGLE IMPACT CALLENGEで、Google インパクトチャレンジというテクノロジーを活用して、社会問題の解決にチャレンジする非営利団体を支援するプログラムについて紹介しました。

Google インパクトチャレンジのグランプリを受賞した「みんなでつくるバリアフリーマップ」のNPO法人PADM代表織田友理子さんによるプレゼンテーションの一部がツイートされていましたのでご紹介したいと思います。

車いすで初めての場所に行くためには、しっかりとしたリサーチが必要なんですね。

オストメイト(人工肛門保有者、人工膀胱保有者)のための生活支援アプリ「オストメイトナビ」でもオストメイト(人工肛門保有者、人工膀胱保有者)の方は外出時に排泄、排尿に不安を抱えているということで、こうした視点から街を変えていく重要性を感じたことを思い出します。

車椅子ユーザーにとって解決策は大きく分けると2つあると考えられます。

一つは、4.5センチの段差も簡単に超えられる新しい車椅子の開発。

もう一つは、段差がない街づくり。

一つ目の段差を超えられる車椅子を開発することは大事だと思いますが、世界をやさしい方向に進めているとはいえませんよね。

二つ目の段差がない街づくりにすることは、世界をやさしい方向に進めていると思います。

まずはバリアフリーマップを作ることで、どういう場所が行きやすい場所なのかをマップ化することができれば、それだけ多くの人が訪れることにつながるでしょう。

また、車いすユーザーが行きやすい場所というのは高齢者の方にとっても、お子さんをお持ちのご家族にとっても安全で行きやすい場所なのではないでしょうか?

現在は全ての車椅子ユーザーが初めての場所でも安心して行けるバリアフリーマップを開発しているということですが、きっと将来的には様々な不安を抱えるユーザーにとって安心できるバリアフリーマップになると、世界はもっとやさしいものになりそうな気がします。







【関連記事】