> 健康・美容チェック > ドライマウス > なぜドライマウスが若い女性に増えているの?ストレスや不規則な生活が影響している?
■なぜドライマウスが若い女性に増えているの?
ドライマウス 若い女性に急増!? ストレスや生活習慣影響?
(2009/9/29、産経新聞)
唾液(だえき)の分泌量が減って口の中が乾いた状態になる「ドライマウス(口腔(こうこう)乾燥症)」。
「舌が痛い」「口の中がネバネバする」など不快な症状を伴うだけでなく、慢性化すると会話や食事など日常生活に支障をきたすケースも少なくない。
従来は中高年女性に多くみられたが、最近は若い女性の発症も増えている。
ドライマウスになる若い女性が最近増えているそうです。
■ドライマウスの原因
ドライマウスの原因はどういったものなのでしょうか。
ドライマウスの原因は加齢やストレス、生活習慣、薬の副作用、自己免疫疾患のシェーグレン症候群などさまざま。
患者の大半は50~70代の女性で、志村副院長は「更年期以降の女性は女性ホルモンの減少や自律神経の乱れで、唾液の分泌量が男性に比べて急激に低下する傾向がある」と指摘する。
上記で紹介されたドライマウスの原因によれば、更年期前後の中高年女性に多いようなのですが、最近では、若い女性に増えているそうです。
なぜドライマウスが若い女性に増えているのでしょうか。
「不規則な生活や仕事によるストレスが原因と考えられる。
特に若い女性は口臭を気にして受診したらドライマウスだったというケースも増えている」
不規則な生活や仕事によるストレスもドライマウスの原因となるようです。
この点からも若い女性の生活習慣が不規則になっていることや仕事で抱えるストレスが大きいことがわかります。
■ドライマウスの治療
では、ドライマウスはどのように治療していくのでしょうか。
唾液に近い成分を配合した専用の保湿ジェルや保湿スプレーで舌に潤いを与えるほか、
(1)よく噛んで食べる
(2)リラックスする
(3)規則正しい生活
(4)部屋の湿度に気を配る
-といった生活習慣が重要だ。
ドライマウスを改善・予防するのも生活習慣の改善が重要なポイントになってくるそうです。
■ドライマウスチェックリスト
記事では、ドライマウスチェックリストが紹介されていましたので、ご紹介します。
ドライマウスチェックリスト
(志村真理子副院長作成)
- 口の中が渇く
- 舌や唇がひび割れてヒリヒリと痛む
- 唾液が出ない
- 口の中がネバネバする
- 口臭が気になる
- 食べ物が飲み込みにくい
- 舌がもつれて話しづらいことがある。
当てはまる項目が一つでもあれば、ドライマウスの可能性があるそうです。
→ ドライマウス(口腔乾燥症)の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら
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