口の渇きの原因|なぜ口の中が渇くのか?|更年期(更年期障害)の症状


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by Blondinrikard Fröberg(画像:Creative Commons)

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■口の渇き|更年期障害の症状

更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少します。

エストロゲンの分泌量が減ると、脳は、盛んに卵胞刺激ホルモンを分泌し、卵巣からエストロゲンを分泌するように促します。

しかし、更年期を迎えた卵巣は、必要な量のエストロゲンを分泌することが出来ないため、エストロゲンの減少と卵胞刺激ホルモンの増加という「ホルモンバランスの乱れ」が起こります。

このホルモンバランスの乱れによって、身体的・精神的不調が起こるのですが、その一つに「口の渇き」があります。

■なぜ更年期になると口が渇くのか?

口の渇きの原因は大きく分けて2つあると考えられます。

一つは、自律神経の乱れで唾液の量が減っていること、もう一つは、ホットフラッシュ(顔のほてり・のぼせ)大量の汗によって体の中から水分が失われていることです。

●自律神経の乱れで唾液の量が減っていること

更年期以降の女性は、女性ホルモンの減少や自律神経の乱れで、唾液の分泌量が男性に比べて急激に低下する傾向があります。

そのため、ドライマウスの患者には50代から70代の女性が多いそうです。

また、不規則な生活や仕事によるストレスによっても、唾液の分泌量が減少していることがあります。

→ ドライマウス(口腔乾燥症)の症状・原因・治療法・予防・チェック について詳しくはこちら

【参考ニュース】

自律神経の乱れと唾液成分との関連性に関する研究

(2014/8/20、花王ニュースリリース)

検討の結果、自律神経機能の乱れにともない、唾液中のタンパク質1479種中で、下記3種のタンパク質が特異的に減少していることがわかりました。また、これら3種のタンパク質は、おもに抗菌や解毒作用など健康維持に関わるはたらきが知られているものでした。

さらに、これら3種の唾液中のタンパク質が少ない更年期女性は、無気力で疲れやすい・肩がこる・眼が疲れるなどの“不定愁訴”と呼ばれる身体の不調を自覚している傾向が認められました。

自律神経機能の乱れに伴い、唾液に含まれる抗菌や解毒作用など健康維持に関わる働きを持つたんぱく質が減少していることがわかったそうです。

●ホットフラッシュ(顔のほてり・のぼせ)や大量の汗によって体の中から水分が失われていること

更年期の症状には、ホットフラッシュ(顔のほてり・のぼせ)大量の汗をかく(顔から汗が止まらない)があります。

ホットフラッシュや大量の汗といった更年期の症状によって、身体の中から水分が失われてしまい、口の中が渇いていると考えられます。

■まとめ

更年期になると2つの原因から口が乾きやすくなると考えられます。

1.女性ホルモンの減少による自律神経の乱れによって、唾液が減少すること。

2.ホットフラッシュや大量の汗といった更年期特有の症状によって身体の中から水分が失われること。

口が乾いたと感じるときにはすでに多くの水分が失われていると考えられますので、口の渇きを感じる前に、少しずつ水分で口を湿らせるようにしてみてはいかがでしょうか。

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら




更年期障害の食事・更年期を乗り切る方法

●食生活の見直しをする

●ビタミン・ミネラルなどバランスの取れた食事で栄養を十分に摂る。

亜鉛は、ホルモンバランスを整える働きがある。

女性の場合は、亜鉛が不足すると女性ホルモンの働きが悪くなったり、月経異常を引き起こしてしまう可能性がある。

特に更年期ともなれば、亜鉛不足がホルモンバランスをさらに乱れさせて症状を悪化させてしまうことにもありえる。

→ 亜鉛の多い食品 について詳しくはこちら

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●軽いウォーキングなどの適度な運動

寝る前に毎日10分間、ヨガを取り入れたストレッチを3週間行うことで、更年期女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善することがわかったそうです。

→ 寝る前のストレッチ&ヨガは、女性の「更年期症状」と「抑うつ」を改善する効果がある!おすすめのやり方 について詳しくはこちら

●ご自身にあったリラックス方法

更年期障害の症状を和らげたいと考えている方は、呼吸をゆっくりしたり、音楽を聴いてみてはいかがでしょうか?

→ 更年期障害の症状の顔のほてり(紅潮)は音楽を聴くと改善する! について詳しくはこちら

●家族との会話をする機会を増やす

●更年期障害のツボ

→ 更年期障害のツボ:三陰交(さんいんこう)の位置・押し方|たけしの本当は怖い家庭の医学 について詳しくはこちら

●エクオール

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

大豆イソフラボンは大豆製品などから摂れます。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

更年期症状の軽い人はエクオールの量が多いそうで、更年期症状の重い人のグループに、エクオールをつくれる人が少なかったそうです。

更年期のホットフラッシュ(ほてり)や首や肩のこりを改善する効果が確認されているそうです。

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。

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●相性の合う医師・病院を見つけておく

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら




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